【元なでしこ・川上引退芸能界入り】 | 【かほり放送局】

川上
元女子日本代表でなでしこリーグの日テレDF川上直子(29)が、今季限りで現役を引退することが27日、分かった。準決勝に進出している全日本女子選手権を最後に、23年間のサッカー人生を終える。今後は小学生対象のサッカー教室で指導をしながら、タレント活動を行うことになった。

 川上はすっきりした表情で淡々と話した。「結婚を機に辞めようと思ってたけど、体がしんどいというかプレーに対して甘さが出てきていた」。精神的にタフだが、肉体の衰えは隠せなかった。運動量とフィジカルが魅力で、04年のアテネ五輪では全試合に出場も、05年8月の東アジア選手権を最後に代表から遠のいていた。08年の北京五輪出場を目指していたが、両ひざ痛もあり、今季リーグ開幕時には引退を決めていた。

 今後の主戦場は芸能界になる。愛らしい笑顔が人気で、応援横断幕には唯一ハートマークの付くアイドル選手。今年4月には芸能事務所のホリプロと契約していた。「(以前から)普通の女の子としてありたいとも思っていた。いろいろ勝負したい。まずはトークをうまくなりたい」。人見知りが激しく上がり性だが、芸能界入りする以上はそうは言っていられない。「支えてくれた皆さまに感謝します。そして今後も川上直子を応援してください」。新たなステップを踏むため、スパイクを脱ぐ。

[2006年12月28日8時20分 紙面から]元女子日本代表でなでしこリーグの日テレDF川上直子(29)が、今季限りで現役を引退することが27日、分かった。準決勝に進出している全日本女子選手権を最後に、23年間のサッカー人生を終える。今後は小学生対象のサッカー教室で指導をしながら、タレント活動を行うことになった。

 川上はすっきりした表情で淡々と話した。「結婚を機に辞めようと思ってたけど、体がしんどいというかプレーに対して甘さが出てきていた」。精神的にタフだが、肉体の衰えは隠せなかった。運動量とフィジカルが魅力で、04年のアテネ五輪では全試合に出場も、05年8月の東アジア選手権を最後に代表から遠のいていた。08年の北京五輪出場を目指していたが、両ひざ痛もあり、今季リーグ開幕時には引退を決めていた。

 今後の主戦場は芸能界になる。愛らしい笑顔が人気で、応援横断幕には唯一ハートマークの付くアイドル選手。今年4月には芸能事務所のホリプロと契約していた。「(以前から)普通の女の子としてありたいとも思っていた。いろいろ勝負したい。まずはトークをうまくなりたい」。人見知りが激しく上がり性だが、芸能界入りする以上はそうは言っていられない。「支えてくれた皆さまに感謝します。そして今後も川上直子を応援してください」。新たなステップを踏むため、スパイクを脱ぐ。