長崎県雲仙市の橘神社に作られた巨大門松
長崎県雲仙市千々石町、橘（たちばな）神社（橘周次郎宮司）の大鳥居前に２４日、めでたい自慢の高さ約１３メートルの巨大な門松が登場し、迎春準備が整った。
同神社では２０００年暮れから毎年、まちおこしグループのメンバーらでつくる「千々石の大門松づくり実行委員会」が巨大門松を作っている。最初に作った門松は高さ９・８６６メートルで、英国の「ギネス・ワールド・レコーズ」で世界一と認定された。０１年以降は申請していないが、高さは年ごとに上回り続けているという。
今年も山から６０本のモウソウ竹を切り出し、１か月がかりで完成させた。まだ正確な高さは測っていないが、メンバーの山中俊樹さん（３８）は「これまでで一番高い門松になったのは間違いありません」と胸を張っていた。