22日の『ムンド・デポルティボ』紙には「この少年にとって一番のクリスマスプレゼント」と題して1ページにわたる記事が掲載された。これによると、バルセロナがこの少年をカンプ・ノウの試合観戦に招待する意向であるとされており、マルク・イングラ副会長もその事実を認めている。また、この少年がロナウジーニョやバルセロナの選手と会った際には「ドウモアリガトウ」と言い、カタルーニャ語で「ありがとう」も言うだろうというストーリーも作られていた。 この少年にとってはバルセロナからまさかのクリスマスプレゼントが贈られることとなったが、バルセロナにとっても日本の少年がバルセロナの試合結果に一喜一憂し、悲しみの涙を流している事実は敗戦の痛みを癒すものだった。クラブのみならずバルセロナの地元ファンにとっても、日本から届いた温かいクリスマスプレゼントとなって受け止められている。 |