【公務員の不祥事が続く】 | 【かほり放送局】

わいせつ未遂の自衛官停職

 海上自衛隊徳島航空基地隊(徳島県松茂町)は11日、強制わいせつ未遂の疑いで逮捕された木須崇之三等海曹(24)を停職6日の懲戒処分にした。

 同隊によると、木須三等海曹は9月18日、高松市高松町のJR屋島駅の待合室で、女子高校生にわいせつ行為をしようとして逃げられ、11月5日、容疑を認め高松北署に逮捕された。示談が成立し、被害者が告訴を取り下げ、不起訴

庁舎内で検事が自殺図る、大阪中之島 11日午前9時55分ごろ、大阪市福島区の大阪中之島合同庁舎で、男性が倒れていると119番があった。男性は病院に運ばれたが命に別条はないもよう。

 福島署などによると、男性は合同庁舎にある大阪地検総務部の検事(44)で、同署は自殺を図ったとみて動機などを調べている。

 関係者によると、検事は昨年まで同地検特捜部に所属し、総務部では司法修習生の指導に当たっていたという。

酒気帯び運転で海自隊員処分

 海上自衛隊第2航空群(青森県八戸市)は11日、八戸市内で酒気帯び運転したとして、第2整備補給隊所属の2等海曹の男性隊員(33)を停職18日の懲戒処分にした。

 同航空群によると、2等海曹はことし5月に八戸市内のラーメン店でビール大瓶1本を飲酒し、運転代行を依頼。自宅付近のコンビニで運転代行の車を降りて買い物し、自分の車を運転していたところを青森県警八戸署員に道交法違反(酒気帯び)で摘発された。

 2等海曹は部隊に報告しておらず、八戸区検からの問い合わせで発覚した。12日付で依願退職する予定だという。

巡査が酒気帯び運転 広島県警は11日、県警西条署地域課の男性巡査(20)を酒気帯び運転で摘発し、交通切符(赤切符)を交付したと発表した。

 調べでは、巡査は11日午前3時40分ごろ、広島市中区の国道54号で、オートバイを酒気帯び運転した疑い。呼気1リットル中、0・15ミリグラムのアルコールが検出された。

 10日午後11時ごろから、居酒屋で高校の同級生らとビール中ジョッキと焼酎、ウイスキー各1杯を飲み、ボウリングをした帰りだった。巡査は「申し訳ない」と話しているという。

 県警監察官室の小笠原尋文室長は「警察官が飲酒運転したのは誠に遺憾。厳正に対処するとともに、再発防止に努める」と話している。

[2006年12月11日13

路線バスが路上に横たわった人をひき逃げ 十日午後九時十分ごろ、長崎市八千代町の国道で、同市深堀町一丁目、会社員、神田信幸さん(52)が車両に頭をひかれ死亡しているのが見つかった。長崎署は現場のタイヤ痕や聞き込みなどから運行中の県営バスが神田さんをひいたと断定。十一日未明、業務上過失致死と道交法違反(ひき逃げ)の疑いで、県営バス運転手、井坂利光容疑者(35)=同市香焼町=を逮捕した。

 調べでは、井坂容疑者は十日午後九時すぎ、同市八千代町の国道で「浜平発神崎鼻行き」の県営バスを運転、国道に上半身を出し横になっていた神田さんをひき、そのまま逃げた疑い。神田さんは頭蓋(ずがい)骨骨折などで即死。井坂容疑者は「何かに乗り上げたと感じたが人とは思わなかった」と供述しているという。

 県営バスには事故当時、四、五人の客が乗っており、井坂容疑者はそのまま終点まで運行したらしい。現場は片側三車線の緩やかなカーブ。同署は事故原因や神田さんが国道に倒れていた経緯などを調べている。