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NHKみんなのうた「ドミソはハーモニー」

観てくれてますかー?

親子や友達同士で「どーみーそー」と歌ってる姿を想像しながら、たくさんの人に歌ってほしいなあと願う日々です。


この曲の着想は、多分みんなにバレてるでしょうけど、
「ドレミの歌」です。
ドーはドーナツのドー、ってやつ。

レはレモン、ミはみんな、ファはファイト、ソは青いソラ…

音楽とは関係ない、各々関連性のない言葉遊びでナンセンスさが楽しい曲ですよね。ラに至ってはフライングして出てきてるやん!っていうとことか笑。

あ、「ナンセンス」って、一般的には「バカげた、つまらない」ってマイナスイメージがあると思いますが、ここではそういう意味では使ってません。理屈とか理論を飛び越えた、想像力をかきたててくれる表現という意味で、ナンセンス、って言うてます。

最初、「ドミソ」で、こういうナンセンスな世界観を描くのもいいなあ、と思ったりはしたんですが、僕の想像力の筆ではどうしても筆跡が繋がったものになってしまい、よし、じゃあ、ある程度ちゃんとしたストーリー性を持たせよう、と今の方向になっていきました。

作詞作曲していく上で、気をつけたのが
「ど」と「み」と「そ」の扱い。

「ドレミの歌」から着想を得たと言いましたが、
例えば
「ド」ーは「ド」ーナツの「ド」ー
ってドが3つ出てきましたが、本当に「ド」の音で歌ってるのは最初の1つで、残り2つは「ミ」です。「ド」ーは「ミ」ーナツの「ミ」ー、です。
レはファモンのファ、ミはそんなのソ…です。

うーむ、なんだか悔しい気がする。

ちなみに2コーラス目は
ドんな時にもレつを組んでー
なので、僕は気になりません。
でも、ドはドーナツのドのキャッチャーさは、やはり素敵です。

そして、
はっきり言うて今僕の書いてるこのツッコミは、それこそ「ナンセンス」、バカげてます。
理屈にがんじがらめです。笑。


ただ、僕はそこに気をつけてみたかった。
なので、曲に出てくるど、み、そは極力ド、ミ、ソになるように曲と詞を調節しました。

ド太郎とソ次郎、ドう楽しソうだろう、
きミ、ドんドんソの調子、とみたいな。

そうなってくると、「れ」三郎とか「ら」子ちゃんとかも、俺も私もちゃんとした音階で歌ってほしい!と騒ぎ出したのですが、そこまでやってるとメロがぐちゃぐちゃになるので彼らには我慢してもらいました。
主役はドミソやし。

(でもいつか練りに練った大倉版ドレミのうたも作りたい)

てことでナンセンスな魅力を諦めた僕は、
「一人一人に違う役割」というテーマのもと、
こんな理屈をちょい足ししつつ、曲を完成させていきました。

どうか、そこらへんのお遊びも楽しみつつ歌ってみてください。

ただ、歌える音域設定の関係で、
ドーミーソと歌ってる部分の音は「ソ♯ードーレ♯ー」なのです。絶対音感持ちの人には申し訳ない仕様になっています。そこは相対音感、移動ドでお願いします。笑。

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