![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140706/19/tomoyuki-okura/83/5b/j/t02200165_0800060012995125104.jpg?caw=800)
ブラジルに来て3日目。
ホテルからバス移動が基本なので、
あまりサンパウロの街を散策、という訳にもいかず、
あまりブラジルらしさ、というのを感じていない。
食事も中華に和食にイタリアン、と色々食べている。どれも美味しい。
確かに「日本の風景とは違うなあ」と
思う事はそこかしこにあるけど、
車窓からの大都会サンパウロは、「異国の大都市」だ。
と、すこし大げさに、ざっくりと言ってみる。笑。
まあ、そもそもブラジルらしさ、って何なのかって話やけどね。
シュラスコ食べたり、サンバやボサノバを聴いて、「ああ、ブラジルっぽい」
っと旅愁にひたるのは、もしかしたら頭で決めつけたイメージを
なぞろうとしてるだけなのかも知れないね。
さて、ブラジルらしさ、という言葉が出たけど、
ブラジルの中の「日本らしさ」を楽しむのが、
今回参加させてもらっている、
日本祭 Festival do Japão
だ。
7月4日、5日、6日と開催されていて、
僕らの出番は5日と6日。
昨日5日は土曜日だったので、ものすごい人やった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140706/19/tomoyuki-okura/75/a5/j/t02200165_0800060012995125106.jpg?caw=800)
盆踊りも。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140706/19/tomoyuki-okura/79/5b/j/t02200293_0800106712995125105.jpg?caw=800)
七夕も。会場のあちこちに「TANZAKU」が置いてあり、大勢の人が書いていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140706/19/tomoyuki-okura/31/bd/j/t02200293_0800106712995125103.jpg?caw=800)
ブラジルには言わずと知れた日系人の方々が大勢いらっしゃり、
出身地ごとに県人会を結成されている。
各県人会のブースが出展されていて、各県の名産や特色ある食べ物を出している。
埼玉がカレーだったり、和歌山や奈良がお好み焼きだったり、
「そうなのか。そうくるか」と思うのもあるけど、
なんかそれも、「◯◯らしさ」を無理やり感じようとしてるだけなのかもね。
ブースの中ではお年寄りを中心に、若い人も混じって、一緒に料理をしている。
故郷の味を、このブースを通して伝承されてるんやろう。
僕は数あるブースから、
自分の出身地の兵庫県ブースでタコ焼き、
そしてINSPiがブラジルに行っている間、
実に色々お世話になっている(これについてはまた後日)
引地 洋輔の出身地、福島ブースで喜多方ラーメンを。
うまかった。普通に、うまかった!とてもそれがよかった。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140706/20/tomoyuki-okura/ff/6e/j/t02200165_0800060012995194893.jpg?caw=800)
さて、ライブ。
難しいところは一部通訳の方に入ってもらいつつ、
下手くそなポルトガル語で話す。
「エスタオン ゴスタンドゥ!?」(楽しんでる?)
と呼びかけたら、
「Sim!」(はい!)と返ってくる。
返事の声がするってのは、本当に安心する。
伝わってるんや、って実感できる。
特に不安がある時にもらえる返事って、ほんま大事よねえ。笑
あと、
これはブラジルに限らず、感じるのやけど、
普段日本で、「楽しんでるー!?」って聞いたら、
「フー!」とか「イエーィ!」って返ってくる。
あまり、「はい!」とは返ってこない。
今まで何カ国かでライブしてきたけど、
「楽シンデル!?」
って聞いたら
「ハイ!(その国の言葉でのいわゆる「YES」)」
と返ってくる。
何というか、それがとても会話してる気持ちになるのだ。
日本の「イエーィ」がどう、って事ではなく。
日本の「楽しんでるー?」は暗に「盛り上がれー楽しめー」ってニュアンスが隠れている気もするし。
マルシアさんに、ポルトガル語翻訳をしてもらった
「ココロの根っこ Raiz do coração 」
も、たくさん拍手をもらえた。
曲の前のカタコトポルトガル語MC含めて、
こちらのスタッフにチェックしてもらって「大丈夫」と言ってもらってはいても、
正直発音に不安もある。
でも、きっと、日本から来た「ガイジン」の僕が何を言ってるのか、言おうとしてるのかを、
一生懸命聞き取ろうとしてくれているのが伝わってくる。
これやから、「カタコト」はやめられない。笑。
でも、「カタコト」の素晴らしさやと本当に思う。
カタコトの言葉で、僕らは大丈夫。
大丈夫。外国語でも。母国語でも。
今回の日本祭、今日も出番がある。
頑張って楽しんで、歌ってこよう。
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140706/19/tomoyuki-okura/01/42/j/t02200165_0800060012995145808.jpg?caw=800)