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友寄蓮『【白血病が見つかるまで①】仮病?』2011年、10月下旬の話です。朝ごはんをしっかり食べて、いざ行ってきま…玄関を出ようとして、体がだるいことに気が付きます。「具合悪い。学校休んでいい?」「具…リンクameblo.jp


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※2011年の話です


血液内科の病室、ベッドの上。




母と一緒にいる時に、
白血病であることが宣告されました。


ーーまさか自分が。


衝撃と同時に、今までの不調は病気のせいだったんだ…と原因が分かってホッとした気持ちもありました。


自分の弱さのせいじゃなかった。



けれどいまいち実感が湧かないのは、
心を守るための防御反応かもしれません。

他人事のように、うわの空で聞いている自分もいました。


あっさりと告げてくるものなんだなあ。

映画だとなんかレントゲン室みたいなところで、
神妙な面持ちで言われてたりするよね。

わたしは寝転がってるし、現実ってこんな感じなんだなー とか。



仮病扱いして信じてくれなかった母親への、
ほらやっぱり病気じゃん!と言いたくなる気持ちと。


病気がきちんと見つかったことは大きな一歩でした。


ここから1年4ヶ月の入院生活が始まったのです。