こんにちは。
心屋認定カウンセラー
いとうともよ（ともよん）です。
コンビニの駐車場で
車から降りてきた
小さい女の子が
立ちすくんで
泣いているのを見ました。
顔をしわくちゃにして
身体はまっすぐに
起立したまま
泣いていました。
幼稚園、４～５歳くらい
だったでしょうか。
横にはお母さんが
あきらめのような
うんざりしたような
そんな空気で
立っていました。
ほんの一瞬見えた
光景だったけれども
私は心がえぐられるような
気持ちになって
そのあと悲しくて悲しくて
泣きたくなりました。
でも、その瞬間
グッとブレーキをかける
私がいます。
涙をこらえて
泣いてはいけないと
その悲しさを
飲み込もうとしていました。
こういうことが
たまにあります。
以前は、その横にいる
お母さんの気持ちの方に
ものすごく共感して
やはり心がえぐられるような
苦しさでした。
大変だなぁ。
しんどいだろうな。
いやになっちゃうよね。
お母さんを気の毒に感じたし
泣いている女の子を
困ったものだと
感じていたと思います。
最近は逆です。
お母さんじゃなく
泣いている女の子の方に
敏感に反応するようになりました。
あの泣いている女の子を見て
小さい頃に
悲しくて泣いていた
いつかの自分を
思い出しています。
あのとき悲しかった
小さな私が
「まだここにいるよ」
そう教えてくれる。
それをなかったことにして
悲しかったことを
うやむやにして
泣かないようにガマンをして
やり過ごしていると
何度でも
何度でも
「思い出して」
「私はここにいるよ」
と小さい女の子の私が
やってくる。
小さい子どもの姿をみて
今の自分が心を痛め
悲しくなったときは
自分の中にいる
小さな頃の私と
会話をしてみよう。
コンビニで泣いていた
女の子の姿と重なった
小さい頃の自分に
会いに行こう。
その子はなんて言っているかな。
その悲しみを
ただただ無条件に
一緒に感じて
一緒に悲しんで
話しを聴いてあげよう。
今の私のままで
小さな女の子に
愛情深く接していこう。
よき理解者として
ジャッジすることなく
小さい頃に傷ついて
悲しいままでいる女の子の
そばにいてあげよう。
悲しい気持ちを思いだしたら
ガマンしないで
一緒に泣こう。
昔になにがあったのか
そんなことはわからなくていい。
記憶がなくてもいい。
なんか、悲しかったんだね。
って。
一緒にその悲しみを
わかちあって
一緒に泣こう。
そうしていくとね
ゆるやかに
溶けていくからね。
素敵な一日となりますように。
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