こんにちは。

心屋認定カウンセラー

いとうともよ(ともよん)です。

 

 

photo by るっちー

 

ミュージカルのない毎日なんて

今の私にはありえない。

そんな生活をしているけれど。

 

 

第3子の息子氏を産んだころは

ミュージカルをやるなんて

とてもじゃないけど考えられない。

ありえない。

そもそも、発想すら浮かばない。

 

 

そんな状態だった。

 

 

ミュージカルをやる、その前に。

そもそも、専業主婦である自分が

仕事もしていないのに

好きなことをやるってなに?

子どもと旦那さんを家において

好きなことやりに行くって

どういうこと???

 

 

ありえない。

 

 

他人に子供を預けること

一時保育に子供を預けること

そんなの考えたことない。

 

 

ありえない。

 

 

とんでもないタブー。

 

 

旦那さんが

「子供を見てるから、ひとり時間を満喫しておいで」

と言って外へ出してくれても

 

罪悪感がすごくて

居心地が悪い。

 

 

せっかく自由時間をもらっても

「ありがとう」より

「ごめんなさい」が出てくる。

 

 

そんな私だった。

 

 

そのころの私は

すべてを自分でなんとかしなくてはいけないと

思い込んでいたんだろう。

 

 

旦那さんは毎日仕事で大変なんだから。

私は仕事してないんだから。

子供のこと、家のことは

私がしっかりやらないといけない。

 

だって、主婦なんだから。

 

主婦が、私の仕事なんだから。

 

 

この勝手に背負い込んだ責任感が

自分を苦しめていた。

 

 

毎日美味しいご飯を作って

手作りのお洋服を作って

おやつも手作り

いつもニコニコして

子どもとよく遊んで

 

家の中はきれいに整頓されて

掃除が行き届いていて

 

 

子どもの習い事にも

イヤな顔せずつきあって

送り迎えをして。

 

 

それが私の仕事。

 

ちゃんと仕事しなくちゃ。

 

 

そう思っているのに

実際は全然できない。

 

 

私、がんばってるのに

子どもがジャマする。

掃除したいのに

子どもがうるさい。

言うこときかない。

 

 

美味しいご飯作ったって

子ども、全然食べない。

 

食べないどころか

イヤな顔して

タマネギお皿の横に並べる。

 

 

味噌汁飲んでも吐き出す。

 

 

可愛くない。

かわいくない。

ぜんっぜん、かわいくない。

 

 

それなのに

子どものことが心配で。

自分の目の届くところにおいておきたくて

子どもの行動を

見張って、制限して。

 

 

そんな毎日のくりかえし。

 

 

苦しい。

しんどい。

つらい。

イライラする。

急に怒りが爆発する。

 

 

そんな自分が情けなくて。

誰にも悟られないように

必死に隠して。

 

 

そんな毎日のくりかえし。

 

 

そんな毎日を過していた。

 

 

そんな私が目の前にいたら

今の私はなんて声をかけるだろう。

 

 

 

 

だめだ。

声なんかかけられない。

 

 

ただただ、抱き寄せるだろう。

 

ただただ、抱き寄せて

一緒に泣く。

 

 

よしよし。

そうかそうか。

よくがんばってるね

 

 

抱き寄せて

ぎゅっとして

一緒に泣く。

疲れて傷ついた子どもにするように

ぎゅっと抱いて泣くだろう。

 

 

 

まだ小さい息子氏を

初めて一時保育に預けた時

新しい感覚を味わった。

 

 

 

保育園にお迎えに行ったら

ほんの数時間離れただけなのに

楽しそうに遊んでいる息子氏が

たまらなく可愛くて。

 

 

「保育園で遊んで待っててくれて、ありがとう」

 

 

愛しくてたまらなかった。

 

 

私、専業主婦で。

働いてなくて。

自分の気分転換のためだけに

小さい子どもを保育園に預けたのに。

 

 

息子氏は新しい世界で

普段家では経験できないような体験を

保育園でさせてもらって

私の知らない世界で

楽しい時間を過していた。

 

 

お迎えに来た私をみたら

うれしそうにそばに来て。

 

 

息子氏は生まれた時から

私にとって天使だったけど

天使株がさらに急上昇してしまった。

 

 

主婦でも、働いてなくても

自分の気分転換のために

小さい子どもを預けてもいいんだ。

 

 

「お帰りなさい」

って私を迎えてくれた保育園の先生が

本当にありがたくて

人に助けてもらうあたたかさに包まれた。

 

 

勇気を出して

一時保育を利用してよかった。

 

 

葛藤しながら

迷いながら

それでもやってみようと

一時保育にチャレンジした。

 

 

そうやって少しずつ

私なりのペースで

いろんなタブーに挑戦して

一歩一歩進んできて今がある。

 

 

私が笑ったら

子どもも笑う。

 

 

私の幸せが

子どもの幸せにつながるんだ。

 

 

このすごく大事なことに

初めてふれたのが

この出来事だったような気がする。

 

 

 

人は変われる。

 

 

幸せになることをあきらめない。

 

 

 

Photo by るっちー

 

子育て、パートナーシップ、鬱病、同居ストレス

発達遅延、不登校、起立性調整障害、PTA活動。

などなどは、私自身が経験してきました。

 

 

特にミュージカルの活動を通して

小学生から10代全般の子供たちと

共に過して10年が経ちます。

 

 

お子さん自身でも

お母さん自身についてでも。

 

どちらからでもお話しを聞くこと可能です。

お気軽にどうぞ♪

 

 

【心屋塾オープンカウンセリング(担当:いとうともよ)】
日時 ①12月26日(木)13:00~15:00
    ②2020年1月21日(火)11:00~13:00

会場 東京 九段下 千代田かがやきプラザ4階研修室3

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