こんにちは。

心屋認定カウンセラー

いとうともよ(ともよん)です。

 

 

自分との約束。

 

 

それは2年前

2017年9月。

 

 

今年と同じく

ミュージカルの公演があった。

 

 

その時の写真。

 

 

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~2017年「ユタ」より~

 

いつもミュージカルカンパニーが

写真を撮ってくれている。

その写真の数は膨大で

たくさんたくさん撮ってくれていて

いつも感謝しかない。

 

 

でも、それとは別で

個人的に

私だけにフォーカスした

写真がほしかった。

 

 

そしてそれは

るっちー(写真家・鶴岡勝さん)

に撮ってほしかった。

 

 

でも、できなかった。

 

勇気がでなかった。

 

 

「私なんかが、

プロの写真家さんに撮ってもらうなんて」

「しかも自分だけ。

恥ずかしい。」

 

 

この想いが強くて

尻込みした。

 

 

更にさかのぼること、3年くらい前。

るっちーが撮った

ぢんさんの舞台写真を

ブログ記事で見た。

 

 

光と影の感じが

静と動を切り取る感じが

すごくカッコよくて痺れた。

 

いろんな人が

ぢんさんの舞台の写真を

撮っていたけど

るっちーの写真が

私は一番惹きつけられた。

 

 

何度もその写真を見て

すごく好きになった。

 

 

この人に撮ってもらいたい。

 

 

当時彼がどんな人かも知らず

そう思った。

 

 

その後思いもかけず

ご縁がつながって

私のプロフィール写真を

るっちーに撮ってもらった。

 

Photo by るっちー

Photo by るっちー

↓その時の私のお気に入りの写真。↓

 

(今や心屋の有名人のみなさまと共に♡ ^^ )  

Photo by るっちー

 

それから、ずっと。

 

 

「舞台写真も撮ってもらいたい。」

 

 

そう思っていて。

 

 

2017年「ユタ」の作品の時

怖くて、声をかけられなかった。

どう、お願いしていいのかもわからなかった。

 

 

公演が近づくにつれ

お願いしたい気持ちと

尻込みする気持ちが拮抗して

 

結局そのまま

撮影を頼むことなく

終わってしまった。

 

 

そうして公演が終わったあと

やっぱり後悔した。

泣いた。

 

 

(あぁ。。。。

撮ってもらえばよかった。)

 

 

ペドロ(当時の私の役名)と私が

共にあったときの写真を

るっちーに撮ってもらいたかった。

 

 

そしてその時

「次の公演は、

どんなに自信がなくても

自分がどんな役であろうとも

るっちーにお願いしよう。」

そう自分で自分に約束した。

 

 

これは2年後の自分との約束だった。

 

 

そして月日は過ぎて

2019年、今年の1月のBeトレ。

1年に1回くらいしか行かない

幽霊部員のわたし。

 

 

1月を逃したら

冬まで日程合わず行けないので

(すべて稽古で埋まっている)

気合い入れてBeトレへ。

 

 

ついでにそういえば

ぢんさんから卒業証書にサインも

もらっていなかったから←オイ

もらおうと思って行った。

 

 

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コバーーー!!コバ、ありがとう♡

 

 

そして見つけてしまった。

 

 

るっちーを。

 

 

Beトレそっちのけで

自分との対話が始まる。

 

 

行け!!

るっちーに話しかけろ!!

とりあえず何も決まってないけど

「撮ってほしいんです」

って言ってこい!!

日程だけでも知らせて来い!!

 

あの日を思い出せ!

泣いただろっ!

絶対次はお願いするって言ったでしょ?!

 

 

と発破をかけ続ける私と

 

 

えぇ。。。。。。。

でも。。。。

 

 

っていう

怖じ気づき、泣きそうな弱気な私。

 

 

ぢんさんとの握手も上の空。www

 

 

すぐそこで、

握手していくBeトレ会員のみなさんを

写真におさめたり

眺めたりしてる

るっちーに声をかける。

 

 

その日の自分のもってる勇気

全部つかった。

 

 

 

公演の写真を撮ってほしいこと。

細かいことは決まってないけど

プロデューサーから

OKもらえるかどうかもわからないけど

日程を開けておいてほしいことを

るっちーに話した。

 

 

うん。

 

 

るっちーは

軽くOKしてくれた。^^

 

 

安堵と共に

よく言った!!っていう嬉しさと

さぁ、どうしよう。。。。

というさらなる怖さに見舞われた。

 

 

頼んでしまった。アワワワワ

もう後にはひけない。アワワワワ

 

 

本当にお願いするのかっ。

プロディーサーOKするのか?!

そういえば、いくらするんだ?

わたし、お金、あるのか?!

 

 

マジで、そういうこと

何も考えてなかった。

 

 

考えてなかったから

現実的な事に気がついて

とりあえずの口約束であるものの

帰りの電車であわあわして

頭を抱えてしまった。

 

 

そして。

 

 

本公演の稽古は進み、

進み、

進み、、、、

 

 

気がついたら

公演1ヶ月前をきっていた。

 

 

いや、気がついていて

1ヶ月前をきっていた。(泣)

 

 

 

怖くて。

とにかく現実になるのが怖くて。

 

 

 

何がそんなに怖いのか

今となってはわからないけど

とにかくお願いするのが

とても怖かったのだ。

 

 

たぶん、劇団の中でひとりだけ

自分だけ特別に

プロのカメラマンを呼ぶということが

恥ずかしかったんだと思う。

 

 

みんなになんて思われるんだろう

って、きっと人目を気にしていたんだろう。

 

 

 

どうしよう。

連絡しなくちゃ。

お願いしたんだよ。

そのままほっといたら

すごく失礼。。。。

 

 

尻込みした私は

本当にたちが悪い。

 

 

それでもグズグズしてたら

るっちーから連絡がきた。

ひえーーーとなりながらも

天の助けだった。

 

自分で頼んでおきながら。

もうこうなったら、

訳がわからない。

るっちー

連絡くれてどうもありがとう。

 

 

そうしてようやく

プロデューサーに許可をとって

(それもたしか一週間くらい

グズグズしていた)

正式にるっちーに

撮影をお願いすることになった。

 

 

お願いしてしまったら

あとはもう撮影日の

ゲネプロの時を待つだけ。

 

 

それまでは

理由のわからない怖さから

逃げ出したくて

オロオロしていたけれど

決まったらもうどうにでもなれ。

という心境で。

 

 

事前にZOOMで打ち合わせをして

あっという間に当日に。

 

 

一発撮りで

たいした情報もないなかで

客電の落ちた客席を

あっちへこっちへ

走り回って

私を撮ってくれていた。

 

 

私、ゲネプロをやりながら

るっちーの動きは

舞台の上からしっかり把握していて

 

 

撮ってほしいタイミングで

きっちりカメラを据えている姿に

感動しながら

演じ踊っていた。

 

 

こんなグズグズな

自分のお願いだったにも関わらず

汗だくになりながら

一発撮りをしていただいて

本当に感謝、感謝、感謝。

 

 

そうしてできあがった

数々の写真たちは

キラキラ輝いていて

それは本当に感動ものだった。

 

 

Photo by るっちー

 

 

「う、うわぁぁぁ。。。。」

 

 

いろんな表情を

とらえ、切り取ってくれて。

 

 

自分では自分の表情を

見ることはできないから

とても参考になる。

 

 

 

Photo by るっちー

 

 

おーーーー。

こんな顔してるんだwww

って、写真を見る度

楽しいし、うれしい。

 

 

Photo by るっちー

 

 

そして。

 

 

2年前の自分とかわした約束を

きちんと叶えてあげられたことが

とてもうれしい。

 

 

これ。

無視してしまったら

私が私に落胆していたんだろうな。

 

 

あんなに約束したのに。

 

 

自分で、自分に失望してしまっただろうな。

 

 

どうして約束を守ってくれない?

どうして私の希望を叶えてくれない??

 

 

私が私に怒る。

 

 

自分を大切にする。って。

 

 

自分の○○したいを叶えてあげる。

 

 

自分との信頼関係を築くこと。

 

 

他者との関係も大切だけど

後回しにしてしまいがちな

自分との信頼関係。

これを大切にできたことが

とてもうれしい。

 

 

なんでかとても怖かったけど。

逃げ回ったけど。

 

 

るっちー

素敵な写真の数々

どうもありがとうございました。