本日、こちらの本を読了。



とっても考えさせられる、そして何度もそうだよねって共感が止まらなかった。



私は24歳の時に結婚し、結婚9年目のもうすぐ33歳。

子どもはいません。

妊娠の経験もありません。



2年ほど前に一度、産婦人科でタイミング療法と排卵促進剤による治療をしましたが、結果は伴わずそのまま終了。

完全に不妊症です。



子供がいないのはなぜ?

子供が好きじゃないの?



など周りからの子供に関わる質問にグサッと来ることは何度もあります。



でも自分の中でも、欲しいと思う気持ちの反面、子供を持つことに自信がなかったり、苦しんで不妊治療してまで手に入れるべきなのか?などなど悩みのループから抜け出せず今に至る感じです。



でもこの本で改めて知ったのは、

産めないと産まないは大きく違うということ。



年齢的にや大きな病気でなど

もう産むことができない人の喪失感というのは大きいというのを知りました。



それで私も不妊治療にずっと二の足を踏んでいたけれど、やってダメだったら気持ちに区切りがつけるかもと前向きに検討することにしました。



アメブロを見ていると、不妊治療を頑張っておられる方が沢山いて、勇気づけられると共にとても過酷なものであることを痛感させられます。



夫婦で足並み揃えて乗り越えていかなければいけないけれど、やはり女性の側の負担が大きいことや、気持ちのギャップなどで夫婦仲がギクシャクすることも多いみたい。



それでは本末転倒なので、そこは気をつけたいなぁと今は冷静に思っています。




それと育児本やママに関する本はたくさんある中で、子供がいない人に焦点をあてている本ってあまりない。

そういう点でも、色んな背景を持つ子なし女性達へのインタビューは大変興味深く、今後の参考になりました。




子供がいるのが幸せ


産んで初めて一人前


子育てしてないのは半人前


子供がいない人は楽でいい




子なし女性は、世間からのこういった毒にさらされやすいけれど、やっぱり人からどう見られるかを自分の幸せの基準にしてはいけないなと思った。



あいだみつをさんの



しあわせはいつも自分の心がきめる



それなんだと思う。




自分の存在価値も自分で認めてあげなくちゃ。



あなたはあなたのままですばらしい。



もし子供を持つことができなかったとしたら

身近な人の為とか地域の為とか

何か人のお役に立てることをライフワークに加える生き方をしたいなぁと


この本を読んで色んなことを感じました。



とってもオススメの本です!!!