ちょっと前に話題になってた本
『自分の親に読んでほしかった本』を読了しました。
翻訳本で読みにくくて、スキマ時間にちょこちょこ1ヶ月くらいかけて読みました〜🤣
最初は育児書(親子関係、愛着形成ジャンル)によく書いてあることを冗長に書いてあるな〜読むのやめようかな〜っていう印象でしたが、
(逆に初めての育児書としては良いかもしれない。でも初めての本としては読みにくい)
最後の方ですごく私にとって響く内容がありました。
「子どもが嘘をつくとき」という項目で、
一部だけの紹介になりますが、
「誰もが嘘をつく。私たちの悪い行いのなかで嘘は最もありふれたものなのに、どういわけか親は嘘を最悪の罪と見なしている」
「親は子どもに嘘をつかないように言いながら、その同じ口で、おばあちゃんがクリスマスプレゼントに編んでくれたダサいマフラーに感謝しているふりをしなさいと言うのです」「大人は子どもに矛盾したメッセージを伝えている」
「子どもがすることや話すことに対しては、過剰反応しないほうがいいのです。その方がコミュニケーションの回線がひらかれたままになります。」
「罰を与えるよりも、嘘の背後にあるものを突き止めることで問題解決につなげる」
「厳格すぎる環境では善良で倫理観の高い人間は育たない。お互いがお互いに報いるような関係を築くこともできない」
「あなたのお子さんは嘘をつきます。親の仕事は、そんなことでいちいち大騒ぎしないことです」
嘘の話に限らずですが…
私は、こどもの発言に過剰反応しがちな人です。
幼稚園で悲しいことがあったとか喧嘩したとか長女が話すと、状況とか根掘り葉掘り聞いてしまい、
さながら事情聴取です💦💦
圧があると思う。
もちろん、話を聞くのは大事なこと。
だけど、私も身に覚えがある。
自分の親もそういうタイプで、
ちょっとしたことで学校に問い合わせたり…
「ちょっと愚痴を言いたかっただけなのに、なんでこんなにおおごとにするの…💦」って何度も思ったことがあります。
こういうことの繰り返しにより、親子のコミュニケーションの回線が閉じてしまうんですよね。
この本も親の過剰反応がひとつのテーマだと思う。
身につまされる思いで読みました。
たとえば、
子どもがある分野でちょっと得意な様子を見せたときに、過剰に反応してしまうこともありますよね。
「ウチのコ、〇〇が得意?いっぱい〇〇の道具買ってあげよ!」みたいな。
これもやり過ぎ注意と思います。
もちろん可能性の芽を育てることに親の支援は不可欠(特に幼少期は親主導にならざるを得ないので)ですが、親のほうが勝手に盛り上がってしまって、気がついたら囲い込まれてしまって、子どもがプレッシャーを感じてしまう可能性があると思います。
私の親もこのタイプだったし、私も娘たちにそういう対応しがち💦
子どもを応援する気持ち故だし、「なにか得意なことを持たせてあげたい!」っていう親心なんだけど、
やり過ぎにならないようなバランスが難しい💦💦
プレッシャーに感じるかどうかも、子どもの性格にもよるしね〜