育児書レビューです。

「0歳からの歯育て」下田孝義・下田ミナ著

著者は矯正歯科で有名な方で、「マイナス1歳からのむし歯予防」「マウスピース型カスタムメイド矯正治療」を行っています。

チューリップオレンジ勉強になったことチューリップオレンジ

○母から子へのむし歯菌の「母子感染」を防ぐために、マイナス1歳、つまり妊娠中からは母自身のむし歯予防が重要

○歯並びは、幼い頃からの顎の成長が大きな鍵となる。顎の骨を大きく育てるためには、「舌の位置」を「低位舌」にさせないよう、授乳方法、離乳食の与え方をしなければいけない。

○哺乳瓶は、発育にあわせてこまめに新調する。

○離乳食を与える際に、早く終わらせたいからといって、スプーンを口の奥まで押し込まない。一口の量は多くならないように、下唇の先にスプーンを進め、赤ちゃん自身が口に入れようとするのを待つ。

ストローはなるべく使用せず、使用する場合は短いストローで、口の奥まで入れない飲み方を。

○3歳になったら唾液検査をしてむし歯予防に役立てる。

ハミガキリトミック教室がおすすめ。

○手づかみ食べで、五感も顎も発達。

○なるべく前歯を使うような食事をさせ、一口より少し大きめの料理を心がける。手巻き寿司がオススメ。

○ケガによる「外傷歯」により、生え変わり時期にトラブルが生じる可能性がある。

○上顎の前歯(永久歯)の大きさで、その後の歯並びが予測できる。

○生え替わりの時期に、乳歯を少し削り、生え替わりのスペースを確保する「ディスキング」により、矯正治療なしに歯並びを整えられることがある。

矯正治療は、幼少期に始めるとメリットがある。「永久歯に生え替わるまで様子見」ではもったいない。骨格などが変化しはじめると、治療が複雑化してしまう。


年齢帯ごとに注意したいことが記載されてあり、また子どもが成長したら、読み直したいです。ハミガキリトミック教室は、やってる歯科を探して参加してみたいです!

離乳食では食べこぼしを少なくしたいからといって、ついついスプーンを突っ込んでいましたが、やめます…。ストローも、できるだけコップ飲みにしていきます!