出産後、

 

この二年くらい、

 

日々の事に追われ、

 

ご飯を椅子に座って食べる時間がなく、

 

ブログも放置気味でしたが、コロナによって

 

私は少しゆっくりとした時間を得ました。

 

 

 

さて、つい先日日本の内閣総理大臣が会見で

 

各家庭にマスクを二枚配るという

 

とんでもなく驚きの発言をされ、

 

エイプリルフールなのではないかと

 

疑いを持ってニュースをみられていた方も多いかと思います。

 

次の選挙には、

 

在外投票で必ず行かなければと心に誓いました。

 

 

コロナの問題が起きて以降、

 

日々得られるはずの収入を

 

得られなくなっている人々が

 

世界中多くいます。

 

どうかそういう人たちにも一刻も早く、

 

救済措置がなされる事を願って止みません。

 

 

 

実際、私自身音楽家という職業上、

 

収入面で常日頃から

 

カタギの職業に従事する家族や周りの方々に

 

割と心配される立場ですが、 

 

例えば、

 

いくつか予定されていた

 

演奏会が延期、

 

中止になり、

 

その分得られていたであろう収入はなくなりました。

 

これに関しては、主催者側と交わしている契約書などで、

 

今後、失業補償、休業補償として国から収入を受け取れる可能性があります。

 

当初、ピアノのプライベートレッスンに来てる

 

生徒さんや親御さんの中には、

 

私の失業を非常に真面目に

 

心配してくださる方もいて、

 

6月までのレッスン料を

 

前倒しで払いましょうかなどと、

 

申し出てくださいました。

 

本当に気持ちがありがたかったです。

 

 

実際、音楽家に関して言えば

 

日本も同じ状況と想像しますが、

 

ヨーロッパやフランスで、

 

演奏会が中止になり、

 

かなり経済的に苦しい状況になってる友人も沢山います。

 

 

一刻も早く、そういった人たちにもお金がゆき渡りますように。

 

 

 

 

幸いな事に、

 

勤めている音楽院のレッスンは生徒たちの同意の下、オンラインで続け、

 

お給料は100%得られる事になりましたが、

 

実際、私たちには、二択の選択が可能でした。

 

 

一択目は前述通りレッスンをインターネットで続ける。

(生徒の同意が得られない分はその人数分を休業補償申請)

 

 

二択目は完全に仕事をしないで休業補償を申請する。

 

でした。

 

 

その休業補償ですが、

 

今回フランスは既存のお給料の84パーセントが支払われます。

 

フランス政府からマスク二枚は配られませんが、

84パーセントの休業補償を

約束してくれるのはありがたいです。

 

 

 

隔離中の生活、いい意味でも悪い意味でも

 

家族全員、家に一日中一緒にいるので、

 

テレワークができる職種だとしても

 

子供を預けられないので、

 

仕事をできない人も沢山いて、

 

そういう人は休業補償を申請しています。

 

 

 

 

外出できない日々は続きますが、少し慣れてきました。

 

 

車が通らないせいか、

 

朝起きて窓を開けた時に吸う空気が

 

隔離前より綺麗で美味しいです。

 

人間がこんなにも日々世界を汚していたのかと思うと悲しくなりました。

 

今世界が直面している危機は、

 

人が未来のために本当に大事な事に気づく機会を与えられていると感じています。

 

目先の事だけ考えると今後の生活に不安もありますが、

 

時間に余裕のある今だからこそ、

 

地球からもらった宿題に少しずつでも私なりに向き合おうと思ってます。