日本での約一週間の滞在が終わり、無事ブリュッセルへ戻ってきました。




ブリュッセルのテロ警戒レベルは引き続き、非常に危険とされるレベル4ですが、

街中のいたる所に、武装した警官や軍隊配備されているため、

むしろ普段より治安がいいのではと勘違いしてしまいます。


通常、ブリュッセルはあらゆる事がのばなしになっている事が多いので、

もう少し普段からこう言ったセキュリティシステムができていればと

思います。




フランスやベルギーは文化的に適度なゆるさとゆとりがあり、

今回のテロはそう言った弱みにつけこまれた形で、

起こってしまった事のように個人的には感じます。




今回、私は東京発モスクワ経由パリ着の便で、

パリからブリュッセルへはこちらの新幹線タリスにて戻ってきました。

タリスでは、8月にテロ未遂事件が起きて、

偶然乗り合わせせていた米兵たちがが犯人を取り押さえて、

最悪の事態が避けられたという事件がありました。

そんな事件があった割には、セキュリティコントロールに関して

改善を感じていませんでしたが、

今回の同時多発テロでは、さすがに反省したようで、

乗車前に武装した警官が全員の身分証とチケットをチェック、

タリス内では、武装した警察官が見回っており、

かなり徹底しておりました。



パリ北駅の新幹線タリスの乗り場ホームで、
身分チェックを受けるために待つ人々






今日から、学校などは再開して、

公共交通機関も少しずつ動いているようです。


なかなか今すぐに全て解決する問題ではないですが、


少しずつ良い方向へ向かってくれるように願うばかりです。