こんにちは。野中智世です
以前の「宅神」のお話の続き、今回は「破宅神」のお話になります。
ちなみに、「宅神」のお話についてはこちら。
「破宅神」は、意味も「宅神」のとは真逆になるので、巡って来た年は、マイホーム購入はNGとなります。
また、「宅神」と同様、「破宅神」と三合する十二支が巡って来た時も、避けた方が良いです
三合はになります。
三角形で繋がっている十二支が巡って来た時も、NGですよ、ということになります。
では、「破宅神」の出し方を。
命式の「日干支」が「陽干」の場合は、「日干支」の一つ前の干支が「破宅神」となります。
陽干甲・丙・戊・庚・壬の5つです。
例をあげると、私の場合ですが、「日干」は「丙」で陽干、日干支は「丙午」なので、その一つ前の干支、「乙巳」が「破宅神」となります。
また、巳の三合、酉と丑年も、避けた方が良いということになります。
命式の「日干支」が「陰干」の場合は、「日干支」の一つ後ろの干支が「破宅神」となります。
陰干乙・丁・己・辛・癸の5つです。
たとえば、「癸卯」なら、「日干」は「癸」で「陰干」、日干支は「癸卯」なので、その一つ後ろの干支、「甲辰」が「破宅神」になります。また、辰の三合、申と子年も、避けた方が良い、ということになります。
「日干支」ではなく「月干支」の場合でも、出し方は同じです。
男性で、特に命式の「月干支」に「破宅神」を持っている場合、「宅神」の時とは逆で、家庭が安住の地にはなりにくい傾向があります。
奥さんが強くて帰宅恐怖症だったりとか、夫婦仲があまりよろしくないとか
会社の仕事が激務すぎてなかなか帰宅できなかったりとか、
転勤や単身赴任で家を空ける生活を余儀なくされたりとか、そういった状況になることが考えられます。
また、男性で「破宅神」を持つ場合、マイホーム購入は、自力だけではなかなか難しいので、奥さんの力を借りて、共同名義での購入をオススメします
一方、女性の命式で、特に「月干支」に「破宅神」を持っている場合、こちらもマイホーム購入は旦那さんとの共同名義をオススメします。
夫婦の間の子供の命式に「破宅神」がある場合は、高校や大学進学の際、家から通えるところを選ばず、遠く離れた学校で寮生活を送ったりします。海外留学したがったり…もありますね。
「破宅神」に限らず、子供が「生年中殺」だったり、「子丑天中殺」だったり、「身強(特に天将星持ち)」だったりしたら、我が子可愛さは封印し、家から送り出してあげましょう。
親や実家の力をアテにせず、世間の荒波を越えて、よその釜の飯を食い、苦労してこそ伸びる生まれだからです。
「可愛い子には旅をさせよ」です
マイホームの購入時期の選定は、「大運」「年運」をみるのはもちろん、「宅神」年の「納音五行」をみたり、いろいろありますが、とりあえず本日はここまで。
お読み頂き、ありがとうございます