ゾンビは走っちゃダメ! -69ページ目

[緊急]アンパンマンなぞなぞ

 アンパンマンの飴をもらったのですが、袋になぞなぞが書いてあり、解けません。解けるまで飴を食べてはいけないと思うので、誰か解いて下さい。

 こげばこぐほど うえにいくものは なんだ?

 サッカーで いちどもボールにさわれなかった ぶんぼうぐは?
映画を撮ったり撮らなかったり-なぞなぞ1
映画を撮ったり撮らなかったり-なぞなぞ2

 ちなみに表の絵は、しょくぱんまんとドキンちゃんです。

年末駆け込み需要

 そうだ、今年は2010年だった!と気づき、アーサー・C・クラークの『2010年宇宙の旅』を読む。ジョージ・オーウェルの『1984年』も1984年に読んだな。

映画を撮ったり撮らなかったり-2010年
 『2010年宇宙の旅』は小説『2001年宇宙の旅』の続編というより、映画『2001年宇宙の旅』の続編。小説と映画では多少異なる点があるが、映画の設定に基づいている。(ディスカバリー号の目的地が映画では木星だが、小説では土星。HAL9000とボーマン船長の対決の仕方も違う)
 映画の『2010年』は公開時に観ている。『2001年宇宙の旅』のボーマン船長が同僚の乗組員の死にも動じない沈着な人間だったのに、『2010年』では霊になって地球にいる妻や母親のもとに飛んでいって別れを告げる場面があった。ハリウッド映画らしい味付けだろうと思っていたら、小説にそのままのシーンがあった。意外に人間臭いぞ、ボーマン。

 さて、次は『2061年宇宙の旅』と『3001年終局への旅』だ。その西暦を待っていられないから、そのうちに。
 『3001年終局への旅』の主人公は、2001年にHAL9000に殺害されたはずのプール副船長だって。実は生きていたデスラー、みたいなもんだな。

デスラーはまだか?

 むかしむかし、日本が戦争に敗れて間もなくの頃。最終兵器を搭載した日本の軍艦がドイツ軍を打ち破り世界を平和に導くというストーリーのアニメがありました。敗戦のショックを引きずっていた国民はこのアニメに熱狂し、そうだ、我々は連合国側だったのだ!と歴史をすり替えました。

 などということもないですが、一昔前の悪の軍隊って、みんなドイツ軍がモデルだったよね。『宇宙戦艦ヤマト』のデスラー総統も、『スターウォーズ』旧3部作の帝国軍も。ショッカーの初代幹部ゾル大佐も元ナチという設定だった。
映画を撮ったり撮らなかったり-デスラー映画を撮ったり撮らなかったり-帝国軍映画を撮ったり撮らなかったり-ゾル大佐

 ヤマト世代にドンピシャな同年代の日記に『SPACE BATTLESHIP ヤマト』を観たぞ、という内容が多く、しかもどうも「やっちゃった」出来らしく、これは確認せねばなるまいと劇場に足を運んだ。「やっちゃった」を確認に劇場に行くなんて、『デビルマン』以来の気がする。
 しかし、劇場の窓口で「ス、ス、スペースバトルシップ……」なんて、やわな事は言わない。男は黙って「ヤマト1枚!」(いや、黙ってたら言えない)

 で、観ている間は、デスラー総統はまだか? 伊武雅刀はまだ出てこないのか?と、そればかりを気にしていました。

今日はヤマト、土曜には二次元怪獣が登場

 12月4日(土)に川崎ファクトリーでのライブの合間に上映される『二次元怪獣の来襲!』。前々回の日記で上映を17時頃と書きましたが、ライブ自体が17時開始になったため、上映はもっと遅くなりそうです。17時半になるか18時になるか、よく分かりません。どうせならライブからご覧下さい。どれだけ観ようが、料金は投げ銭ですから。

 音についても色についても、映画の技術革新は演出の要望とは関係のないところから起こる。この表現をするためにトーキーやカラーがどうしても必要だ、ではなく、技術的にできるようになりました、が先行する。演出の都合ではない。技術開発の都合だ。
 さてさて、3Dじゃなきゃできない表現って何だろう? テーマパーク的な映画以外にあるのか? アンゲロプロスが3Dで撮ったら、手前に飛び出てきます、じゃなくて、スクリーンの奥の方にずっと遠くに見えます、になるのか?(写真はテオ・アンゲロプロス監督『エレニの旅』より)
映画を撮ったり撮らなかったり-エレニの旅1映画を撮ったり撮らなかったり-エレニの旅2

 などと3Dの意味について考える間もなく、二次元怪獣が襲来! 迎え撃て、二次元マニア!

小原組最後の日

 『龍馬伝』が最終回を迎えるこの日、小原組『熱球物語』がとうとうクランクアップ。製作に4年の月日が費やされた。

 記念すべきクランクアップの場は、多摩川の河川敷。野球に夢を懸ける少年少女たちが練習するグラウンドの横で、同じように映画に夢を懸けるおじさん2人がこそこそと撮影。
 たった2人であっても、なぁに、写真のような最新機材を使う小原組では素晴らしい映像が作れてしまうのさ。(ちなみにこれはモーションコントロールカメラのスイッチだ)
映画を撮ったり撮らなかったり-小原組3映画を撮ったり撮らなかったり-小原組4

 龍馬のように時代を駆け抜けた男、小原茂樹。この後、編集はさくさくと進み、来春には『熱球物語』がお披露目されるだろう。