七夕の空には
薄い雲が静かに流れていた
その向こうでは
ふたりが雲の切れ間を探すように
そっと近づいていったのかもしれない
私の気持ちは時間ごとに揺れながら
静かに過ごせるようにと
祈るように日々を歩いている
曇り空を見上げたくなるような言葉が届き
その夜の空に
細い光の道を思い描きながら
やわらかく思いを返した
返ってきた言葉が
胸の奥にふわりとあたたかさを残して
曇り空の向こうに灯る再会みたいに
心にも
静かに小さな光をともしてくれた
その優しさに、そっとありがとうを重ねたい
