安倍晋三元総理のニュースを聞いてから、気持ちが落ち着かない私です。
色々なことを思い出してしまう。
色々なことを考えてしまう。
昨日のニュースは、私の家から車で2時間離れた実家で聞いたのだけど、テレビを直視できなかった。
訃報を聞いた途端に、もうダメだと思った。
夫に会いたい!早く家に帰らなくっちゃ!
夫と話したい。夫に話を聞いて欲しい。
そこに東京にいる娘からメールが届いた。
『コロナ陽性でした。自宅待機に入ります』
何?
大丈夫?
娘を助けて‼️
お父さん、助けて‼️
お父さん、私どうしたらいい❓
お父さん、お父さん‼️
夜の高速を飛ばし急いで急いで帰ってきた。
今日、安倍さんが逝ってしまった。
(テレビで見るだけの人だったけど、拝見する機会が多かったからか、なんか身近に感じる)
夫は1年前逝ってしまった。
娘まで逝かないよね?
荷物をまとめて、東京にいかなくっちゃ。
本人に会えなくても、近くにホテルをとって美味しいものを届けてあげたい。
が、しかし、
娘からは、
「自分は熱はあるものの元気だし、
来てもらっても会えないし、
買い物等はネットでも出来るし。」
東京に住む息子たちからも、
「お母さん来なくても、
必要があれば俺たちが行くから」
そうか、子どもたちの方が的確な状況判断だね。
でも、母は、心配なんだよー
近くに行きたいよー
お父さんどうしよう❓
仏壇前に座り、夫に話しかける。
笑顔の夫写真を見て、なぜかほっとした。
少し気持ちが落ち着いた。
お父さん、今日こんなことがあったんだよ。
娘のこと、
息子たちのこと、
安倍さんのこと、
いっぱい話した。
安倍さんも、昨日を無事過ごせたなら、もっと長生きできただろうに。
お父さんも、あの日あんなことが起こらなかったら、今も私のそばにいてくれたかもしれないね。
こんな日が来るなんて、自分でも思ってなかったよね。安倍さんも私の夫も。
娘はきっと大丈夫‼️
ネットで娘の好きなものをポチポチして届けることにするよ。
それにしても、
こんな時、夫ならどう言ったのだろうか❓
どんな判断をしたのだろうか❓
こんな時にそばにいて欲しかった‼️
私は大切な大切なパートナーを失ったのだと思った。子どもたちへの想いを共有できる人は、夫しか居ない。
こんな時に相談したいのは、夫だけだ。
私の気持ちをわかってくれる人は、夫しかいない。
そして、夫の思いを聞いてあげられるのも、私しかいない。
同じ熱量で話し、共感し合えるのは私たち2人だけだ‼️‼️
私たちは、お互いにとって大切なパートナーだったんだね。
お父さんも娘の回復を一緒に祈って下さい。
大丈夫、大丈夫‼️
では、おしまい。