9.11
あの惨劇から12年・・・
あの日、3000人もの誰かの大切な方々が亡くなりました。
昨日まで目の前で笑っていた人が
さっき行ってらっしゃい！って別れたばかりの家族が・・・
おととい喧嘩した友達が・・・
来年結婚の約束をしていた彼氏、彼女が・・・
来月旅行の約束をしていた友達が・・・
友達に愚痴を言っていた旦那が・・・
東日本大震災もそうですが、、、
目の前にいたはずの大切な人が突然予告なしにいなくなる。。。
お別れをしなければいけない、あるはずがないと思っていた現実が
遥か遠くではなく、タイミングによっては
自分たちが入れ替わってそこにいてもおかしくなかった
ほど身近な場所で起こっている。
未だに厳重な警戒態勢の９．１１の跡地。
９．１１メモリアルを訪れた際、敷地に足を一歩踏み入れた瞬間、
僕らは偉そうに自分で生きているんじゃなく、運で生かされている！
そう感じざるを得ない気持ちを強く感じました。
空を見上げて、あの日この上で起こった現実を、自分が立っている場所と
テレビの映像がリンクして
頭に恐怖がよぎったのを覚えています。
どんなに気に食わなくて喧嘩ばかりしていても、
何もしてくれない人でも
役にたたない人でも
ひどいことばかり言う人でも
生きていてくれたら幸せ。生きていてくれたら何でもいい！
ってあの日大切な人をなくされた方々は思っているはずです。
おいしいものを食べるから贅沢なのではない
人よりいい生活をしているから贅沢なのではない
買い物をたくさんできるから贅沢なのでも、いい車を乗っているから
贅沢なのではない。
彼らからすれば、文句を言えることじたい贅沢です。
喧嘩ができることじたい贅沢なんです。
大切な人が生きて目の前にいること自体贅沢なんです。
目の前にある当たり前の幸せをいつまでもあると思わず
”今”大切にして後悔しないよう生きて行きたいものです。
