仕事の終わりの帰り道、東京ドームシティに寄ってみました。


久しぶりです。


2年程前にはよく来てたんです。楽しかったですね。


仕事仲間の人と、月に2回のペースで通っていました。


週末金曜日の夜の8時くらいにドームの近くのデニーズで待ち合わせしてました。


そこでコーヒーを注文して、本を読みながら相手が来るのをのんびり気長に待っていました。


相手が来ると本を畳んで、そこから堰を切ったように話が始まり、夢中になって一週間の出来事などを伝えていました。


最初は熱かったコーヒーも最後に飲み干す頃には冷たくなっていて、お代わりをしてまた熱くなったコーヒーをちょっとずつ口に含んで喋り出して、気づくとコーヒーは残り少なくなっていてまた冷たくなっていました。


いつも話が終わらなくて、相手から「そろそろ行きますか?フルアニ。」って催促のような問いかけで時間がかなり経過したことに気付いて慌てて店を出る始末でした。


相手は僕の2つ年下で日頃から僕のことを慕っていてくれて僕のことを「フル兄」って呼んでくれていました。いまでもそう呼ばれています。


でも実際のところ、僕の方が年下のような関係ですね。喋りだすと切りがない僕の話を、気長によく聞いてもらっています。


話が逸れましたが、デニーズを出て「そろそろ行きますか?」と相手が言った言葉は家に帰るという意味ではなくて、東京ドームシティ内にある施設に行くということです。


それは「ラクーア!」です。


水道橋のオアシス、週末サラリーマンの終着駅、OL憩いの場、付き合い始めカップルにお誂え向き、ビバッみんなのラクーア!


施設の中には温泉の他、レストラン、ヘアサロン(床屋)、リラクゼーションルーム、マッサージ、男女共用ヒーリングバー等、くつろぎどころが満載です。


その中で二人が夢中になっていたのは、オアシスのコロシアム 「サウナ!」


12分間サウナに入り続けた後水風呂タイムを設けこれを1セット、計5セットを行います。


つまり、一時間はサウナに入っているということです。


一日で、いや1時間でなんと2kg減量しちゃいます。(ダイエットしたい人は行ってください。即効性抜群です!)


摂氏90℃、そんな条件の中で二人は黙々と、サウナルームの最上段にどっしり腰を下ろし、前方にあるモニターに映る高橋克典(当時のドラマ「サラリーマン金太郎」)をジーッと見つめていました。


結構面白いドラマだったんですが、全く笑えない。苦痛を紛らわせる為に見てるだけ。本当に見ていたのは、相手の背中から流れ溢れる汗の雫。


「もう駄目だぁ~っ!!」っていうくらいになってから更に踏ん張るんです。


そしてギリギリ我慢の限界に到達する直前が12分。秒針が12回目の12の位置に達するとき、「オッシャーッ、行くぞーっ!」ってサウナを飛び出すんです。(フラフラですが)


そして茹で上がった体を待ち構える摂氏19℃の水風呂に、体を思いきり投げ込みます。


ジュゥゥ~・・・(消火)


水風呂はとにかく


「気持ちイイ・・・ドキドキ


この一言です。


5セット完了すると、スッキリサッパリ!


そのあとは、明日の早起きなんて気にせずに、リクライニングチェアでテレビを点けっぱなしにして、タルオルケット1枚かけ、鼾の大合唱を聞きながらスヤスヤ眠りました。


当時サウナが楽しみで楽しみで、ラクーアに向かう東京ドームの脇をキャッキャッしながら歩いていました。




今日は一人でした。今はお互いに違った週末を迎えています。


一人だとラクーアに行く気になりません。悲しくなりますから。


そんな訳で、近くまで行って写真だけ撮ってきました。


野球は今シーズンオフ。
山稜春香 のブログ-ドーム



通い慣れた道
山稜春香 のブログ-ドームシティ


ちょっと前のミレナリオっぽい。
山稜春香 のブログ-トンネル



階段が光ってる。
山稜春香 のブログ-階段



いまだにクリスマス。
山稜春香 のブログ-水面に反射


来週末、久々にラクーア誘ってみます。

今日はちょっと用事があって、新橋の駅を降りました。


今、新橋で気になっていることは二つ。


一つは、今工事中の「環状2号線」通称「マッカーサー通り」 昭和21年計画決定の都市計画道路です。


計画はあるものの、永遠に実行(道路化)されることは無いと思っていた道路。


東京都内には戦後復興ということで、戦後すぐにあちこちに、本当にあちこちに大規模な都市計画道路の計画が作られました。しかし、計画された道路の上には沢山の人達が住んでます。権利関係も所有権のみならず、賃借権や抵当権等の権利が存在していますので、地上げは難航を極めています。


なので、戦後すぐに計画された都市計画道路は「計画」だけが幽霊のように存在していて、実際に事業(道路)化されていないものが沢山あります。


マッカーサー通りもそんな計画のうちの一つだったんですが、数年前に事業決定がされて現在バリバリ工事中です。(森ビルさんも一緒に大型開発を行ってます)


ということで、工事現場まで散歩です。がしかし、写真を撮るのを忘れてしましました。また今度です。



二つ目の気になっていることは、その名も「切腹最中!!


恐ろしいネーミングです。


まるで、「ただいま切腹中!」って感じです。


でもこれは、お菓子なんです。


最中(もなか)です。


現物はこちら↓


山稜春香 のブログ-切腹最中

新正堂さんの最中です。(新橋から徒歩約3分)


最中なんですが、アンコがはみ出ちゃってます。


お腹から、アンコがはみ出ているので「ハラキリもなか」なんです。


このお菓子は菓子折りとして、社会人にとって非常に便利なツールとして活用されています。


この菓子折りを活用するビジネスシーンとは、「お詫び」場面です。


以下、実用例を記載させて頂きます。




ある日の朝10:00。


僕の机の上の直通ダイヤルがコールしました。


気のせいかな?いつもよりボリュームが大きく聞こえました。


「お電話ありがとうございます!」


僕は勢いよく受話器を引き上げ、元気よく返事をしました。


しかし、いきなりの怒声が左耳の鼓膜をビリビリ振動させ、僕の頭を通り越し隣の人の耳まで突き抜けました。


「おいっ、どうなってんだよ!まだ届いてねーじゃねーかよ!もう無理だよ。」


それは、得意先の結婚式場からの電話でした。


朝一番の納品予定の商品が届かず、10:30の式に使用するはずの装飾品が未だに届いていないと、怒りと嘆きの電話でした。


トラブルはなんとか備えの代替品で対応しましたが、得意先のお客様はプンプンです。


・・・・・・・・・・・・・・・・・。


そこで、新橋、新正堂の「切腹最中」です。


新橋で切腹最中を買って、お客様のところへ。


「本当に申し訳ありませんでした!腹を切る覚悟です!」と言って深々と頭を下げて最中を差し出しました。


「介錯をお願いします!」ってちょっと洒落も効かせました。


すると、お客様は


「もう終わったことだからね。俺も言い過ぎたよ。」


と、これにて一件落着。(フィクションです)



こんな感じで使ってみてはいかがでしょうか?


お味の方は、アンコの中に餅が入っていて案外さっぱりした甘さで、食べたお相手もサバサバしてくれる美味しさなのではないでしょうか。



新正堂さんの袋です。忠臣蔵!って感じです。
山稜春香 のブログ-新正堂袋

五個入り千百円です。バラ売りで買うと一個190円也。
山稜春香 のブログ-五個入り

「東京うまいもの大賞」受賞。この表彰状は箱の中に同封されていました。サプライズなオマケです。
山稜春香 のブログ-メトロガイド表彰状


↓こちらは会社の近くの歩道橋です。いつものコンパクトカメラですが、結構性能がいいですね!
山稜春香 のブログ-会社帰り


営業の特権は、会社の外に出ると自由人になれることです。


クビにならないように気を付けます!




昨日、海へ行ってきました。


久しぶりの晴海埠頭です。船


山稜春香 のブログ-晴海埠頭全景

この日はちょっと不思議な日で、墨田区→太陽 港区→雨 晴海→太陽と、訪れる先々で天気が変わっていましたね。


晴海埠頭は中央区の海側に位置します。住所は中央区晴海5丁目です。


この場所は僕にとって、思い出のある場所です。


僕が小学生の時ですが、初めて東京旅行に来た場所が晴海埠頭だったんです。


正確に言うと、晴海埠頭経由でお台場にある船の科学館へのバス旅行だったんです。


今の晴海埠頭には国際船も乗り入れられる立派な旅客ターミナルがあるんですが、今から20年ほど前は貧相なプレハブが建っているだけでした。


それでも、海の無い山奥で育った僕にとっては鮮烈でした。学校のプールより広くて深い水溜りを見たことが無かった僕にとって、その海の広さと深さは恐怖ムンクの叫びでした。


海を間近で見た感想は、「落ちたら死ぬっ!」ってことでした。今でも覚えています。本当に怖かったです。


そして対岸に目を遣ると、今のようなフジテレビやレインボーブリッジ、シェルのビル等は無く、そこは森。鬱蒼とブッシュが茂った森が広がっていたことを覚えています。


東京って、海の近くは田舎なんだなって思いました。


それから船に乗り、対岸へ向かうと森の中に突如として現れる船(の様な)の建物。船の科学館に到着しました。


そこでは、船のラジコンを一生懸命運転したことしか覚えていません。今でもあるのかなぁ?


科学=ラジコン。




昨日は雨上がりの空に、昔のことを思い出して懐かしんでいました。


あの頃の僕は東京で生活することなんて夢にも思っていませんでした。


山に囲まれた小さな社会で365日を過ごしていた僕にとって、東京は現実離れしたブラウン管越しの世界でした。


電車があるし、タクシーが走ってる、飛行機も近いし、船もある。テレビの世界だから、夢の様にドキドキワクワクするような場所でした。


そんな感情を持っていましたね。


今ではそんな感情を持っていた場所で生活をしています。


やっぱり、嬉しいですね。ちょっと憧れていた場所で生活していることが。


東京に出てきて12年程経ちますが、今でも東京には憧れがあります。


その憧れは昔抱いていた憧れとは違って、今の僕の東京への憧れは、東京で無くなってしまったものへの憧れです。


史跡めぐりではありませんが、訪れた場所の昔の当時の様子等を本で読んだり前から住んでる人の話を聞いたりして思いを巡らせています。




レインボーブリッジとお台場がよく見えます。
山稜春香 のブログ-晴海埠頭お台場方面

ここで音楽番組の収録に出くわします。
山稜春香 のブログ-晴海埠頭フロア


建物の中のロビーです。
山稜春香 のブログ-晴海埠頭ロビー

よく磨かれた窓です。
山稜春香 のブログ-晴海埠頭ガラス


夜です。デートにお勧めです。
山稜春香 のブログ-晴海埠頭夜景


また来ます。