さて
今回の旅の目的は
ずっと
行きたかった場所


 那智の滝

に行くこと

一人で行くのは
運転に自信がない

夫に頼んでも
他の人と行ったことがあるから

連れて行ってくれない

息子に
那智の滝に
連れて行ってくれない?
と頼んだら

帰省した時に
連れて行ってくれることになった


 7月21日


和歌山駅で待ち合わせ

海南インターから高速道路に乗り
すさみ南インターまで
私が運転した

1日目は
串本に泊まり

2日目に
那智の滝へ



熊野の神様仏様は

大自然

そのものです

と書いてある






途中

すずり屋さんがあった


那智黒石で作った硯はいい!



あともう少しだけど


すでにヘトヘト




私の顔が赤かったのだろうか

(熱中症の手前)


階段を上る前に

息子に

水を飲むように言われた


私は息子に

先に行っておいて

と言って

しばらく休憩をした



それから しばらくして

鳥居をくぐった






それから

また

私はここに座って

しばらく休憩


暑い!


その間に

息子は御朱印を書いてもらったり

お守りを買ったり



大樟胎内くぐりをしたり

していた



神々しい




私はずっと

座ったまま

山の方を眺める


まだ

滝を近くで見ていない


歩ける気がしないけど

歩く


だって

ずっとここに

来たかった

んだもの




やっと

見れた



この塔に上る


(エレベーターで)


なんと!近代的な

 


幸せそうな顔をしている


それから

坂を下りて

那智の滝へ向かう


が!





私はここで

石段を下りるのを

諦めた


木の間から

滝が見える


あともう少しだけど

階段を下りるのが怖い




私はサンダルで来たことを悔やむ


那智の滝は

紐靴でくるべきだった


相当、時間が経ち

息子からの電話が鳴った


「私、階段を下りれないから

那智の滝を見るの諦めるわ」


諦めても駐車場まで

下りないといけないので

(こんな石段まで、

迎えにきてもらうわけにいかない)


というわけで

私は

なんと!

裸足になって石段を下りたのだった


素足の方が足元が安定する


転げ落ちるよりマシだと思って

人の目も気にせず

裸足で下りた


人は目の前の滝に目がいって

私の足元など見ていない

(だろう)


そして

 那智の滝




その先に行けば

さらに滝に近づくけれど

それは

諦めて

息子に動画を送ってもらった




神々しい


自然と

手を合わしたくなる


お願い



ずっと
来たかった場所に
60歳手前の
このタイミングで来れたけど

もっと
あとになっていたら
私は階段を上れたかしら


普段から
歩いて足を鍛えておかないと
階段や石段を
のぼったり
下りたり
できないと痛感した

連れてきてくれた
息子よ

ありがとう

お願い