施設で葬儀業者が来るのを待っていると
施設の職員が来て
「余計なことかも知れませんが」
と夫に話しかけました。
「お父さん、亡くなる前によく『○○の雑煮が食べたい』と言ってました。心当たりありますか?
良かったら食べさせてあげて下さい」
と言いました。
○○とは私が住んでる家の町名です。
それを聞いた時に私は涙が溢れました。
お義姉は私のことを恨んでいるけど、舅は私が舅を大事に思う気持ちをわかってくれていた気がしたからです。
それから暫くしてお義姉が息子と共に施設に到着しました。
私とお義姉は目を合わすことなく時間が流れていきました。
亡くなった当日は、寝ていないのもあり頭痛と吐き気がしました。
お義姉と顔を合わすストレスもあったと思います。
夜は自宅に帰り、私は布団で寝させてもらいました。
夫は喪主とは名ばかりで、嫁に行ったお義姉が仕切る葬儀が始まりました…