今はなき「ペヨトル工房」から1984年に発行された「夜想」上海特集の裏表紙に以下の広告を見つけた。「夜想音像版3」と題された、ブックレットとカセットテープのミックスト・メディア。ジャズ好きで知られる村上春樹はこの出版物の存在を知っていたのか気になるところ。スキゾ少年とか、コピーが恥い。

「1Q84 Dr. Umezu Band×浅田彰」

「疾走する少年たちの資本論」

「1984年――雪の降りしきる谷中墓地、上野動物公園駅の地下ホーム、解体寸前の大倉庫、さらには都のゴミ処理場――聴きごたえあるサウンドが都市の砂漠にこだまする。ドクトル梅津バンドはどこまで管理された都市で暴れられるか? そしてオーウェルの1984を論じるのは、デリダを斬り、もうひとつの見えない地下都市を、資本主義の奔走よりも速く疾走するスキゾ少年・浅田彰!!」