「浦東国際機場」からリニアモーターカー「磁浮」の終着駅「龍陽路駅」までは、わずか8分足らず。ここから上海の中心に向かうには地下鉄にのり継がなければならないのです。ところが、磁浮駅が地上の高架駅であるのに対して、地下鉄駅は通りを隔てた向こうの建物の地下。地下鉄のホームに降りるにはエスカレータはなく、エレベータも身障者用で鍵がかかっていて使えないときます。確かに空港から龍陽路駅まで「磁浮」に乗れば10分とかからないんですが、乗るまでの待ち時間、乗り換え時間、荷物の上げ下ろしまで考えると、果たして「磁浮」は便利な乗り物なのでしょうか。


龍陽路 磁浮駅にもいた海宝

当初「磁浮」は万博会場まで直結される予定だったそうですが、周辺住民から延伸に際する立ち退きや磁気に起因する健康被害に反対する声が上がり、着工が遅れ完成が万博開始に間に合わなくなってしまったそうです。上海政府は万博終了後に磁浮を延伸する計画で、万博跡地の公園近くに「世博園駅」を作り、さらに黄浦江を潜る隧道に磁浮を通して「上海南駅」に繋ぎ、「虹橋国際機場」に、さらには「杭州」まで開通させるとのことです。技術供与を行ったシーメンスは安全確保の難しさから磁浮の延伸を渋っているとも噂されています。