引き続き、韓国のテレビ番組で取り上げられていた箱について。



前回も書いたが、箱には上の写真のような開閉式の蓋があり、どうやらこれがシステムキッチンではない別物であることは理解できた。次に私が思いついた箱の用途は、実は「ゴミ箱」もしくは「生ゴミ処理機」だった。というのは、番組で以下のような画像が映ったためだった。蓋が開けられて箱の内部が少し映っているが、上縁まで野菜屑のようなものが貯まっているのが見て取れる。



ところが、この仮説もまた見当違いと気づくまで時間はかからなかった。しばらく後で、箱の右側に立つ妙齢の女性がゴミ箱と思われた箱からやにわにボールを取り出し、驚いたことにボール内の生ゴミのエキスのようなものを、いきなりごくごくと呑み始めたのだった。これにはさしもの私も面喰らった。



箱のことで混乱したまま私は眠り、おかしな夢をみた。

翌日、私は韓国人にこれらの箱の写真を見せて、謎解きを求めたのだった。答えは簡単だった。(コメント欄で赤枕十庵さんが指摘されたように)謎の箱は「キムチ冷蔵庫」だった。彼が言うには、昔から韓国ではキムチを作るには専用の甕を使い、保存のため土に埋めたりして保存しているそうで、昨今の都会のアパート住まいではこのような伝統的方法でキムチを保存できないため、1990年代にキムチ専用の冷蔵庫が開発されたらしい。その後、日本で言うところの三種の神器のごとく家庭で重宝がられ広く普及したということだ。

←はレストランにあったキムチ冷蔵庫(たぶん)