世田谷ボロ市はまた園芸市でもある。園芸のメイン会場は、子宮のようにボロ市通りから奥まったところにある天祖神社の境内になるが、その入り口あたりに小さなサボテンを売る店があり目を引いた。8角形の鉢に入れられたいろいろなサボテンがマトリックス状に並べられていて、グリッドの中には孤独なミクロコスモスがあるようだ。こうして多肉植物を眺めていると、殺伐とした日常から解放されて、どこか心が安らぐような気がするのはどうしてだろう。





私にとって、昔、龍膽寺雄の「シャボテン幻想」という本を繰り返して読んだのは懐かしい思い出。この人の他の著作もいつか読んでみたい。