朝方、修道女とロバの人生(ロバは人じゃないからロバ生かな?)を想ってひとしきりしみじみした後、穴ぐらホテルに戻ったワタクシは、何もすることがないので昼寝をすることにしました。雨は決してロバのみに休息を与えるわけではなく、旅行者にも分け隔てなく与えてくれるのです。
随分眠ったようで、気づいたら四時近くになっていました。ただギリシャはサマータイム制を採り、夜八時頃まで明るいのです。思い切って隣街のフィロステファニまで出かけることにしました。この街はフィラの北側の崖沿いの高台にへばりつくようにあります。フィラやイアに比べて店は少なく、行き交う人もまばらです。シーズンには季節が早いせいか、どことなく高級感の漂うホテルの過半はまだオープン前のようで、雨に濡れた壁や屋根のペンキは塗り終えたばかりの鮮やかさを保っています。

フィロステファニの街でひときわ目立ったのは、青い丸屋根の寺院ではなく、イアにもあった風車なのでした。ここの風車の中は洒落たカフェになっていました。眺めのよい席を選んで座って、カプチーノとワッフルをオーダーしました。雨で夕日は見れませんでしたが、島の、ほかのどこにおいても味わえない透明な時間を過ごすことができました。
随分眠ったようで、気づいたら四時近くになっていました。ただギリシャはサマータイム制を採り、夜八時頃まで明るいのです。思い切って隣街のフィロステファニまで出かけることにしました。この街はフィラの北側の崖沿いの高台にへばりつくようにあります。フィラやイアに比べて店は少なく、行き交う人もまばらです。シーズンには季節が早いせいか、どことなく高級感の漂うホテルの過半はまだオープン前のようで、雨に濡れた壁や屋根のペンキは塗り終えたばかりの鮮やかさを保っています。

フィロステファニの街でひときわ目立ったのは、青い丸屋根の寺院ではなく、イアにもあった風車なのでした。ここの風車の中は洒落たカフェになっていました。眺めのよい席を選んで座って、カプチーノとワッフルをオーダーしました。雨で夕日は見れませんでしたが、島の、ほかのどこにおいても味わえない透明な時間を過ごすことができました。