気になっていたヴィルヘルム・ハンマースホイ。国立西洋美術館での展覧会最終日に観てきました。
このデンマークの画家が描いた、室内に立つ女性の後ろ姿の絵を、以前雑誌で見たことがありました。
↓それは左の方の絵で、今回の展覧会のポスターや海外での展覧会の図録表紙にもなっています。右はワイエスを想わせるオルセー美術館所蔵の別の作品です。

Vilhelm Hammershøi
そのときの第一印象は、リヒター教授の作品に、なんか、こういうの、あったなあ。というものでした。
↓こういうのです。

Gerhard Richter
で、改めてハンマースホイのプロフィールを確かめてみると、かなりびっくりしました。ハンマースホイは19世紀後半から20世紀初めを生きた画家で、フランスでいえば印象派の画家たちと同世代なのでした。リヒターからみれば、彼の祖父の年代でしょうか。
今回の大規模な回顧展でまず感じたのは、ハンマースホイの作風や絵の技術が若いときから晩年まで首尾一貫して変化が少ないことでした。それは早熟というニュアンスではなく、まるで老成した画家が未来からタイムトリップして過去に作品を描き遺したような奇妙な感じなのです。百年前の作品というのに写真の影響すら感じさせ、その筆致は現代の画家を思わせます。


樹木の絵にしても、ハンマースホイはリヒターを先取りしているような気がします。
↑上がハンマースホイ、下はリヒターの作品です。
或いはリヒターがハンマースホイの影響下にあるのかもしれないです。ハンマースホイが晩年に描いていた蝋燭もリヒターのモチーフになっています。
このデンマークの画家が描いた、室内に立つ女性の後ろ姿の絵を、以前雑誌で見たことがありました。
↓それは左の方の絵で、今回の展覧会のポスターや海外での展覧会の図録表紙にもなっています。右はワイエスを想わせるオルセー美術館所蔵の別の作品です。

Vilhelm Hammershøi
そのときの第一印象は、リヒター教授の作品に、なんか、こういうの、あったなあ。というものでした。
↓こういうのです。

Gerhard Richter
で、改めてハンマースホイのプロフィールを確かめてみると、かなりびっくりしました。ハンマースホイは19世紀後半から20世紀初めを生きた画家で、フランスでいえば印象派の画家たちと同世代なのでした。リヒターからみれば、彼の祖父の年代でしょうか。
今回の大規模な回顧展でまず感じたのは、ハンマースホイの作風や絵の技術が若いときから晩年まで首尾一貫して変化が少ないことでした。それは早熟というニュアンスではなく、まるで老成した画家が未来からタイムトリップして過去に作品を描き遺したような奇妙な感じなのです。百年前の作品というのに写真の影響すら感じさせ、その筆致は現代の画家を思わせます。


樹木の絵にしても、ハンマースホイはリヒターを先取りしているような気がします。
↑上がハンマースホイ、下はリヒターの作品です。
或いはリヒターがハンマースホイの影響下にあるのかもしれないです。ハンマースホイが晩年に描いていた蝋燭もリヒターのモチーフになっています。