焼額山山頂近くからの眺め

今回のハイキングの問題点は、ゴンドラリフトを使って八合目近くまでショートカットしたせいで、いったん焼額山頂上まで登ってしまうと、後はひたすら山を下りるだけということでした。これでは、とても「山登り」とはいえません。なので「山下り」と言うことにしました。

「山下り」コースは、ゴンドラ移動で手に入れた位置エネルギーを運動エネルギーに変換できる分、そして背中の「こなきじじい」も「山下り」を後押ししてくれる分、お弁当を買うのを忘れた身にとっては申し分ないコースなんですが、トレッキングシューズを穿いてきた身には物足りないことこの上ありません。おまけに「下山道」が舗装されていたりして人工的すぎるのです。もともとここは奥志賀高原ホテルに向かうスキーゲレンデなのだから仕方がないのです。たぶんこの道は、怪我をしたスキーヤーが雪上車に乗せられて、ドドドドドドと大げさに下山するあの道なのでしょう。ということで「山下り」コースは、奥志賀高原というのにどこか「都会でお散歩」的なのでした。

「山下り」の途中には、先ほど乗ったのとは別のリフトの「下り場」がありました。リフトは運行されておらず、どこか廃墟を思わせる素敵な建物からの眺望は素晴らしいものでした。ただ、ここ一帯でおにぎりを頬張るハイカーたちの傍らで、腹の虫の泣くを聞くはいと悲し。でありました。