
翌朝、米沢出発前に上杉神社へ行ってみました。前夜に満開に見えた桜は、盛りを遠に過ぎ、半ば葉桜と化しています。暗闇で美人に見えた女性が実は.....という話をよく聞かされましたが、夜の闇と光の効果はかように偽りの美を造りあげることができるのです。
それから最上川を横断するようにかけられた鯉のぼりを眺め、街の東に位置する米沢駅に向かいました。川の両岸の桜並木は、遠目にもくすんだ桜色に見えます。枝に残る萼や萎びた花弁と、生え始めた葉の緑が重なって、そのように見苦しい色に見えるのでしょう。
これから奥羽本線を北上して赤湯駅に向かいます。赤湯温泉を拠点に「置賜桜回廊」と称される、南陽市・長井市・白鷹町に点在する桜の名木・旧木を巡る予定で、花の状況がとっても気にかかるところ。桜前線は本州最北端まで北上して、角館は既に満開になっているとも聞きます。
赤湯駅で荷物をコインロッカーに預け、山形鉄道に乗り換えます。レンタサイクルを無料で貸してくれると聞いて利用するつもりでしたが、既に予約が入り余りはありませんでした。もはや徒歩で回るしかないようです。トホホー。
山形鉄道はフラワー長井線とも言うそうで、窓外の桜は盛りが過ぎて葉桜なのですが、車内の桜は満開でした(造化ですが)。