風邪が治らない、朝方に見た不思議な夢。

静かな月夜。熱帯アジアのとある安ホテルのベッドに横になっている。部屋は細長く、裸足の先にはドアが見える。ドアは網戸になっていて、無用心だが、月明かりと涼しい夜風が部屋に入ってくる。月明かりは白いタイル張りの壁を光らせる。タイルのところどころには水色で天使が描かれているのがわかる。部屋の隣にはシャワールームがあって、時折、雫が床に落ちる音が聞こえる。

うとうとしていて、人の気配で目が醒める。耳たぶにキスをされた。薄目をあけて見たら、光沢のある白いドレスを着た、大柄な黒い膚の、「女神」のような人が傍らに立っている。スーパーモデルにいそうな容貌。「女神」は、耳元で「あなたはきれいなひとと結婚しなさい」と一言囁いてからドアの外に去っていった。