
前回、行きがかりで細野晴臣の作品について書いたので、最近買ってきてこっそり聞いているイエロー・マジック・オーケストラ(YMO)のラテン・カバーアルバムについてもご紹介。邦題は「プレイズYMO」。国内盤は輸入盤とマスタリングが違うそうです。国内盤は例によってボーナス・トラックがたくさん付くのでおトクです。主宰のセニョール・ココナッツとは、キッド・クレオールとは関係なくて、現在チリ(南米で Tomotubby が訪問した唯一の国!)在住のアトム・ハートのこと。彼は前にあのクラフト・ワークのラテン・カバーも作っていました。
カバー・アルバムといっても細野・坂本・高橋のお三方が参加しているので、YMOのお仕事の一環、企画アルバムといってもいいのかも。よくある寄せ集めのコンピ・アルバムとは違い、YMOの長い活動を通した選曲でありながら、全編統一感があって、ラテン・フレーバー全開ながらどこか胡散臭げで(決して貶しているわけではないんです)カリブの場末のリゾートに合いそうな心地よいサウンドが繰り広げられています。
もともと初期ナンバー「東風」「ライディーン」「ファイアー・クラッカー(これはマーティン・デニーの曲だから当然だけど)」あたり、YMOの代名詞的な有名曲は、ヴィブラホンやマリンバという楽器演奏に合っているなぁ。と思っていました。実はラテン・アレンジではないんですが、上海のホテルのレストランで、中国風のヴァイブを用いてYMOナンバーを演奏しているのを聴いたことがありまして...流石に「イエローマジック」を名乗るだけあって妙にその場に嵌っていました。