前回、安平古堡の写真を載せましたが、展示館になっている城館(原荷蘭堡洋楼 古蹟紀念館)や展望台(原安平燈塔 瞭望台)の建つ現在の正方形の城塞部分は、日本統治時代に税関として造られたもので、17世紀にオランダが築いたものではありません。
ならば、オランダ征服時代の城塞部分がどこかにないかと探したところ、西へ張り出した敷地に壁となって残っていました。

奥の方に「西龍殿」の屋根が見えます。
城壁の上にはガジュマル(榕樹)と思われる植物が枝を伸ばし葉を茂らせています。ここ台南が北回帰線以南の熱帯地方であることを改めて思い出させてくれました。

これは鄭成功によって南城壁に開けられた門です。
ほんの三、四百年前に造られた壁には既に植物が一体化しており、アンコールワットを想起させます。このような自然に秘められた力を目の当たりにすると、人の営みとは斯くも脆くて儚いものかと感傷的になります。夏草や兵どもが夢の跡。
ならば、オランダ征服時代の城塞部分がどこかにないかと探したところ、西へ張り出した敷地に壁となって残っていました。

奥の方に「西龍殿」の屋根が見えます。
城壁の上にはガジュマル(榕樹)と思われる植物が枝を伸ばし葉を茂らせています。ここ台南が北回帰線以南の熱帯地方であることを改めて思い出させてくれました。

これは鄭成功によって南城壁に開けられた門です。
ほんの三、四百年前に造られた壁には既に植物が一体化しており、アンコールワットを想起させます。このような自然に秘められた力を目の当たりにすると、人の営みとは斯くも脆くて儚いものかと感傷的になります。夏草や兵どもが夢の跡。