前回、タイガーバームガーデンの修復例をご紹介しましたが、「賣人頭」という言葉がどこか引っかかっていました。で、香港映画のサイトを見ていて見事氷解。映画のタイトルの中に見つけました。ひとつが「女侠賣人頭」、もうひとつが「胡奎賣人頭」です。どちらも観たことのない映画ですが、ポスターの写真がありました。ともに女性が主人公のようで、どちらも生首を手にしています。


「女侠賣人頭」(1970)

↑こちらは、1969年からショー・ブラザーズの専属監督となった韓国人監督・鄭昌和の初期作品。


「胡奎賣人頭」(1963?)

↑こちらはさらに昔の映画。水滸伝の作者と言われる羅貫中の唐代を舞台にした小説「粉粧樓」の第二十五回「染瘟疫羅琨得病 賣人頭胡奎探監」を元にした題名のようで、京劇や広東の■劇、台湾の布袋戯などでも採り上げられるポピュラー?な演目のようです。


その「粉粧樓」の表紙の写真を見つけました。ここにも「胡奎賣人頭」の文字が載せられています。どうやら「粉粧樓」と聞くと「胡奎賣人頭」と答えるような関係のようです。「羅家後代」とは、「隋唐演義」に出てくる羅成の子孫が登場するみたいです。

気になるのでもう少し調べてみようと思います。