遅々として進まない北米旅行記では、昨年末せっかくイーストリバーを渡りマンハッタンに戻ったところまで書いたのに、行き掛かり上、再び川を渡りブルックリンの話題となります。忘れ物を取りに行きたかったけど今度も果たせなかったこと、それはコニーアイランドに行くことでした。

ブルックリンの南側にあるコニーアイランドには、往時を懐かしむことのできる遊園地があります。日本でいえば浅草の花やしきみたいなものでしょうか。悪くいえば場末のうらぶれた遊園地なのですが、その園内に、見せ物文化の伝統を今にとどめる「サイドショー」の小屋があるのです。

「サイドショー」というのは、もともとサーカスの始まる前にテントの外で前座に見せていたものですが、そういうサーカスの興行自体が既に絶滅に瀕しており、ニューヨークの海岸沿いのこの小屋がどうやら「サイドショー」を体験できる最後の場所となってしまったようです。

CONEY ISLAND CIRCUS SIDESHOW




サイドショーの看板は Marie Roberts さんが描いています。今や人間国宝?