都内の某本屋さんでパチリ。

spectatorという不定期?刊行の雑誌(幻冬舎)がインド特集、それもゴアの特集をしているので、立ち読みしていたら、エア・インディア機に乗ってやってきた黒髭のお方が、飛行場で昭和天皇に迎えられ、何やら演説しているような古い写真が載っていました。

さあ、このお方は誰でしょう?



Tomotubby にはすぐ判りましたね。えへん。実は、Pet 君の誕生日のお祝いに渋谷にあるエチオピア・レストラン「アビシニア」というお店で食事をしたとき、店内に貼られていた数々の写真でお顔を拝顔していたのでした。



そうです。この人こそハイレ・セラシエ1世。紀元前975年、ソロモン王とシバの女王の間に生まれたメネリク1世を始祖としたアフリカ大陸最古の王朝で、第一次世界大戦前にヨーロッパ列強によって分割されず独立を保ったエチオピア帝国。その帝国のラスト・エンペラーなのです(第二次大戦ではイタリアに植民地化されてしまいますが。因みに、もう一国、リベリアも独立を保ちました)。

「アビシニア」店内には、ハイレ・セラシエ陛下が来日したときの写真がたくさん貼ってありました。調べてみると、陛下は1956年にインド経由で初来日、1970年に大阪万博見物に再来日。よって、エア・インディアのチャーター機の写る最初の写真は1956年に撮られたものになります。


昭和天皇と握手。かつての宿敵イタリアの同盟国にもかかわらず、皇帝は親日家で、若かりし頃、妃の候補を日本に求めたらしい。


今上天皇は、45°のお辞儀をしています。貫禄負け?


隣の綺麗な方は美智子皇后でした。今上天皇も若いですね。
1956年時点ではまだご成婚前、聖心女子大学に在籍されていたので、この写真は1970年の写真のようです。今上陛下37歳、皇后35歳。