「三岔口」に続く演題は「小上墳」、これって人情劇になるのでしょうか?
科挙の試験を受けるために都にのぼり、故郷には三年間音沙汰なしだった劉禄景は、試験に受かり代官となって、家来を随えて故郷に帰ってきます。帰り道に先祖の墓に立ち寄ったところ、そこに墓に向かって泣きながら自分の惨状を訴えている婦人・蕭粛貞を見つけます。劉禄景は、「何か訳があるのだろう。訴えたい者がいるなら申してみよ」と尋ねます。粛貞は舅や叔父が自分に辛く当たることを訴えますが、劉禄景はよくあることと退けてしまいます。それならばと「夫・劉禄景を訴えます。結婚して三月しか経たないのに妻を置いて都に試験を受けに行ったまま帰ってきません」と粛貞は訴えます。禄景は眼前の女性こそが自分の妻であることに気づきます。どうやら劉禄景が妻に宛ててしたためた手紙は、妻のもとに届けられていなかったのです。粛貞もこの代官が自分の夫であることを気づき、間違いないかいろいろと問い質します。結婚した際には生やしていなかった鬚を引っ張ったりして、最後には、死んだとまで思っていた夫が戻ってきたことを喜び、二人は仲良く家路につきました。
劉禄景は、偽中国人で北京で京劇の道化役を学んで、横浜中華街チャイナスターで京劇ライブを主催されており、バイリンガルの演技が楽しい張清恵(チャン・チンホイ)さんが演じ、蕭粛貞は、NHK中国語講座に出演中の慮思(ロ・シー)さんが演じ、両者の息がぴったり合っていて素晴らしいものでした。このお芝居は、二人がずっと歌いながら細かいステップで踊り続け、体力的には結構辛いのではないかと思いました。張清恵さんの台詞が最初笑っているように聞こえたのですが、これは激しい動きのため息遣いが荒くなっているんだと途中で気づきました。
会場で配られたチラシによると、慮思さんの演じた婦人の名が、素貞になっていました。衣装が白いことも手伝ってか、あの白蛇伝の主人公、白素貞を連想してしまいます。そういえば、白素貞の息子、士林は科挙の試験に一番で合格し、状元となって故郷に錦を飾り、雷峰塔に閉じこめられていた母・素貞を救い出すのでありました。

お芝居では白い衣装のせいか「思ったより肉感的だった」(Pet 談)慮思さん。
中国語の先生もされているし、日本画も描かれます。
会場には慮思さんのファンが多かったみたいです。
科挙の試験を受けるために都にのぼり、故郷には三年間音沙汰なしだった劉禄景は、試験に受かり代官となって、家来を随えて故郷に帰ってきます。帰り道に先祖の墓に立ち寄ったところ、そこに墓に向かって泣きながら自分の惨状を訴えている婦人・蕭粛貞を見つけます。劉禄景は、「何か訳があるのだろう。訴えたい者がいるなら申してみよ」と尋ねます。粛貞は舅や叔父が自分に辛く当たることを訴えますが、劉禄景はよくあることと退けてしまいます。それならばと「夫・劉禄景を訴えます。結婚して三月しか経たないのに妻を置いて都に試験を受けに行ったまま帰ってきません」と粛貞は訴えます。禄景は眼前の女性こそが自分の妻であることに気づきます。どうやら劉禄景が妻に宛ててしたためた手紙は、妻のもとに届けられていなかったのです。粛貞もこの代官が自分の夫であることを気づき、間違いないかいろいろと問い質します。結婚した際には生やしていなかった鬚を引っ張ったりして、最後には、死んだとまで思っていた夫が戻ってきたことを喜び、二人は仲良く家路につきました。
劉禄景は、偽中国人で北京で京劇の道化役を学んで、横浜中華街チャイナスターで京劇ライブを主催されており、バイリンガルの演技が楽しい張清恵(チャン・チンホイ)さんが演じ、蕭粛貞は、NHK中国語講座に出演中の慮思(ロ・シー)さんが演じ、両者の息がぴったり合っていて素晴らしいものでした。このお芝居は、二人がずっと歌いながら細かいステップで踊り続け、体力的には結構辛いのではないかと思いました。張清恵さんの台詞が最初笑っているように聞こえたのですが、これは激しい動きのため息遣いが荒くなっているんだと途中で気づきました。
会場で配られたチラシによると、慮思さんの演じた婦人の名が、素貞になっていました。衣装が白いことも手伝ってか、あの白蛇伝の主人公、白素貞を連想してしまいます。そういえば、白素貞の息子、士林は科挙の試験に一番で合格し、状元となって故郷に錦を飾り、雷峰塔に閉じこめられていた母・素貞を救い出すのでありました。

お芝居では白い衣装のせいか「思ったより肉感的だった」(Pet 談)慮思さん。
中国語の先生もされているし、日本画も描かれます。
会場には慮思さんのファンが多かったみたいです。