アリタリア機がシャルル・ド・ゴール空港に着いたのは、Tomotubby たちの乗るべきエールフランス成田行きの出発時間と、くしくもほぼ同時刻であった。
成田便は、当日の最終便でもあり、この飛行機を飛ばさない限り、フランス人は家に帰れないわけだから、なんとしてでも定刻に飛ばすだろう。パリで足止めの可能性が高いと考えた Tomotubby は、荷物の受け取りを友人に任せて、エールフランスの乗り継ぎカウンターに向かって走った。明日の帰国便と宿泊場所を確保するためである。必死!!
カウンターはすぐに見つかったが、ちょうど仕事を終えた職員3人が帰ろうとしていた。
「Wait!」
既にローマで貰っていた搭乗券を見せると「その飛行機はさっきテイクオフした。我々の仕事はこれで終わり」と言われた。仕方ないので、ヘタな英語で喚くように、ローマでエールフランスが飛ばず、アリタリアに替えて貰ったのはいいが、また遅れてしまったことをくどくどと説明した。
「Oh!」
女性職員が困った顔になった。しかし同情してくれているのではなく、早く帰りたいような顔つきである。遅れたのはアリタリアだけど、もとはといえばエールフランスが悪いんじゃない。だから、それゆえ、ホテルと明日の飛行機の席をアレンジしてほしい。と言ったら、ナポレオンに似た男性職員が頷いて、あとの二人にフランス語で何か言った。二人はカウンターに入り直して、コンピュータの端末をかちゃかちゃ叩きだした。
三人がフランス語で何やら話した後、
「OK」
ナポレオン顔が頷いて言った。「明日の昼便に間に合うようにエールフランスのカウンターに来て欲しい。ホテルはツインルームひとつでいいかい?」
「Yes」
と言いそうになったが、御局たちの顔が浮かんでしまった。これから荷物を取りに戻って、彼女たちがいたら、まずいことになりそうなので「他にも日本のウーマンの二人連れがいたから、ツインルームをもうひとつ」と言ってしまった。情けは人のためならず。やれやれ。
「Bon Soir. じゃなかった Bonne Nuit.」
Tomotubby は、何か書かれた搭乗券と 二枚の Hotel Ibis の宿泊券のようなものを貰って、三人と別れた。Tomotubby の機転の利いた活躍により、ひとまず友人だけでなく御局たちまでが空港で一晩を過ごさないですんだわけで、なんだか誇らしげな気分。
成田便は、当日の最終便でもあり、この飛行機を飛ばさない限り、フランス人は家に帰れないわけだから、なんとしてでも定刻に飛ばすだろう。パリで足止めの可能性が高いと考えた Tomotubby は、荷物の受け取りを友人に任せて、エールフランスの乗り継ぎカウンターに向かって走った。明日の帰国便と宿泊場所を確保するためである。必死!!
カウンターはすぐに見つかったが、ちょうど仕事を終えた職員3人が帰ろうとしていた。
「Wait!」
既にローマで貰っていた搭乗券を見せると「その飛行機はさっきテイクオフした。我々の仕事はこれで終わり」と言われた。仕方ないので、ヘタな英語で喚くように、ローマでエールフランスが飛ばず、アリタリアに替えて貰ったのはいいが、また遅れてしまったことをくどくどと説明した。
「Oh!」
女性職員が困った顔になった。しかし同情してくれているのではなく、早く帰りたいような顔つきである。遅れたのはアリタリアだけど、もとはといえばエールフランスが悪いんじゃない。だから、それゆえ、ホテルと明日の飛行機の席をアレンジしてほしい。と言ったら、ナポレオンに似た男性職員が頷いて、あとの二人にフランス語で何か言った。二人はカウンターに入り直して、コンピュータの端末をかちゃかちゃ叩きだした。
三人がフランス語で何やら話した後、
「OK」
ナポレオン顔が頷いて言った。「明日の昼便に間に合うようにエールフランスのカウンターに来て欲しい。ホテルはツインルームひとつでいいかい?」
「Yes」
と言いそうになったが、御局たちの顔が浮かんでしまった。これから荷物を取りに戻って、彼女たちがいたら、まずいことになりそうなので「他にも日本のウーマンの二人連れがいたから、ツインルームをもうひとつ」と言ってしまった。情けは人のためならず。やれやれ。
「Bon Soir. じゃなかった Bonne Nuit.」
Tomotubby は、何か書かれた搭乗券と 二枚の Hotel Ibis の宿泊券のようなものを貰って、三人と別れた。Tomotubby の機転の利いた活躍により、ひとまず友人だけでなく御局たちまでが空港で一晩を過ごさないですんだわけで、なんだか誇らしげな気分。