最前では、商店主の父親が、妻子や仕事を顧みず、賭博に精を出しています。その頃、彼の幼い息子が、坂道を飛び出して、憐れ自動車に轢き殺されていました。俯せの姿勢で血を流して半ば地面にめり込んでいる亡き骸が妙にリアルです。事故現場に向かって、凄い踏み込みで、坂道を走り下りて来るのは母親でしょうか? まさに悲劇です。し、しかし、父親が博打好きだからといって、子供が交通事故に遭うとは限らないんじゃない。と Tomotubby は思うのですが。悪いのは、不注意な自動車のドライバーじゃないの?と言いたくなります。もはや動物園でしか虎や獅子に出会わなくなったシンガポールでは、飼い馴らされて都市を走る自動車が隠した牙を剥くとき、生きた猛獣より怖い存在になるのかもしれません。
なお、愛児を失った父親は、その後、賭博とは縁を切り、勤勉に働いたということです。

ぺしゃんこ