北海道の気温はどのくらいなのか気になっていたのですが、昼間は25度以上はあったようで半袖Tシャツに薄手のジャケットでちょうど良かったです。しかし小樽の夜となると、気温は下がり14度、長袖Tシャツに着替えて外出しましたが、ちょっと肌寒く感じました。夜の運河はライトアップされ、バイオリンを弾いている人もいて、なかなかいい雰囲気。日本じゃないみたいです。観光客も予想外に多くて賑わっていました。倉庫を利用した物販の店をいくつか覗いてみましたが、観光客目当ての店ばかりで、買いたいものはあまり見つかりませんでした。アメリカ製の泥染めのTシャツというのに少し惹かれたけど、マージンをずいぶん乗せてあるのが判ったので買うのをやめました。

「北のウォール街」には、かつての日本銀行の他、三菱、第一、三井、住友、北海道拓殖、北海道と、合併して名前が変わる前の銀行や既に消滅してしまった銀行の建物が残され、夜は白い光でライトアップされていました。どの建物も既に銀行業務など行なってはおらず、店舗やホテルや博物館になっています。恐らくは、小樽の経済が廃れて街が寂れた時代に、銀行は撤退してしまったのでしょう。人通りが絶えてゴーストタウンと化した街は、その後レトロブームによって再生し、今も栄光の時代をその姿にとどめています (以上、勝手な想像でした)。旧拓銀の建物はホテルになっていますが、1階は万華鏡とオルゴールのお店があります。いろいろな珍しい万華鏡を覗くことができ楽しかったです。

寿司屋通り」は「北のウォール街」に程近い場所にあります。実はホテル選びのとき、寿司屋通りに近いということも重要な条件だったのです。ホテルのフロントで、お薦めのお寿司屋さんについて尋ねたところ「おたる政寿司」「寿司和食しかま」「中善」を紹介してもらいました。街を散歩していたら、オーダーストップの時間に近くなってきたので、今夜はホテルに近い政寿司で食べることに決定。政寿司は寿司屋通りの会の中核的な存在の老舗で、高級店という雰囲気でした。カウンターで対面で美味しいお寿司を握ってもらいました。9月はネタを空輸して、東京の伊勢丹や西武百貨店の物産展にも出店するそうです。板さんに冬の小樽について聞いたら「冬の寒い北海道に来る奴の気が知れない」とのことでした(W)。

政寿司からホテルに帰るとき「手宮線」という鉄道の廃線線路を通って帰りました。手宮線は、札幌小樽間で石炭を運ぶために敷かれた国内三番目の鉄道でしたが、20年近く前に営業をやめています。廃線後、荒れ放題になっていた線路や鉄道施設を可能な限り残して、遊歩道として整備されました。Tomotubby は線路で「スタンドバイミー」ごっこをしてしまいました。