
虎豹別墅で取り上げられている物語どうしが、互いに通底していることを指摘したことがありますが、以前ご紹介しました「白蛇伝」と、「西遊記」の間にも幾つか見つけました。

三蔵玄奘
「白蛇伝」において、白素貞と許仙の仲を執拗に裂こうとした悪役「法海和尚」は鎮江にある「金山寺」の僧でした。京劇では「水漫金山寺」の演目で有名なお寺です。
一方、幼くして河に流された「西遊記」の三蔵玄奘を拾って育てた僧「法明和尚」の住む寺の名も「金山寺」なのです。三蔵が捨てられたのは江州、現在の重慶ですから、鎮江は長江の下流。ひょっとして同じ寺ではないでしょうか?
いろいろ文献を調べてみたのですが、両方の物語に言及したものは見つかりませんでした。何かご存知の方がおられたら、是非教えてください。
「西遊記」の紅孩兒の物語では、悟空の加勢に龍王が登場しますが、「水漫金山寺」の場面でも水族が大活躍しています。「八仙過海」の話でも龍王と水族が登場していましたが、他にも、虎豹別墅には、水族と思われる像がたくさんあります。胡文虎氏のお気に入りだったのでしょうか? これらは後日ご紹介します。