聖ドミンゴ教会(玖瑰堂)を左手に見て板樟堂街を進むと、すぐ賣草地街にぶつかる。たいがいの観光客は、聖ポール天主堂(大三巴牌坊)に向かうため、賣草地街を左手に向かうが、敢えてここで右に進む。そして右手に映画館が見えたら、今度は道を左に曲がり、モンテの砦(大砲台)に向かって坂を上がっていく。左手に緑色のアパートが見え、もう少し進むと右側に赤い壁の小さな建物が見つかる。ここが那咤が祀られた「柿山那咤古廟」である。
廟の入口には「那咤古廟」と書かれた扁額が飾られており、そのまま廟の中を進んでいくと、裏道に通り抜けができるようになっている。赤い顔をした那咤の像はガラスケースに入れられて、その前に線香を焚くために置かれている鼎には「那咤太子」と書かれている。また「那咤太子顕霊石」という名の霊験あらたかそうな石があることから、恐らく、ここの那咤の出自は「封神演義」の方ではなく「西遊記」に登場する那咤太子の方なのだろう。
それはこんな話だ。孫悟空は、玉帝から与えられた弼馬温(ひつばおん)、つまり馬の世話をする役人の仕事に精を出していたが、この役目の地位が低いことを知って怒り、天界から花果山へ帰ってしまう。玉帝は、降魔大元帥托塔天王李靖に命じて、斉天大聖を名乗る孫悟空を懲らしめようとする。李天王は巨霊神を派遣したが、悟空に惨敗を喫してしまう。
次に、李天王の三男、美少年の三壇海会大神那咤太子が自ら出陣を望んで、孫悟空と一戦を交えることになる。悟空に罵られ怒った那咤太子は、三面六臂の凶暴な姿に変身し、六本の手に六種の武器を携えて孫悟空に襲いかかるが、悟空も同様に三面六臂に変身して対抗。ついに那咤は、悟空の分身の術、身外身の法の前に敗れてしまうのであった...
→那咤について詳しい水歌ななこさん主宰のサイトに「柿山那咤古廟」の写真が載せられている:中壇元帥進香団・日本支部
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/8845/kakiyama.html
廟の入口には「那咤古廟」と書かれた扁額が飾られており、そのまま廟の中を進んでいくと、裏道に通り抜けができるようになっている。赤い顔をした那咤の像はガラスケースに入れられて、その前に線香を焚くために置かれている鼎には「那咤太子」と書かれている。また「那咤太子顕霊石」という名の霊験あらたかそうな石があることから、恐らく、ここの那咤の出自は「封神演義」の方ではなく「西遊記」に登場する那咤太子の方なのだろう。
それはこんな話だ。孫悟空は、玉帝から与えられた弼馬温(ひつばおん)、つまり馬の世話をする役人の仕事に精を出していたが、この役目の地位が低いことを知って怒り、天界から花果山へ帰ってしまう。玉帝は、降魔大元帥托塔天王李靖に命じて、斉天大聖を名乗る孫悟空を懲らしめようとする。李天王は巨霊神を派遣したが、悟空に惨敗を喫してしまう。
次に、李天王の三男、美少年の三壇海会大神那咤太子が自ら出陣を望んで、孫悟空と一戦を交えることになる。悟空に罵られ怒った那咤太子は、三面六臂の凶暴な姿に変身し、六本の手に六種の武器を携えて孫悟空に襲いかかるが、悟空も同様に三面六臂に変身して対抗。ついに那咤は、悟空の分身の術、身外身の法の前に敗れてしまうのであった...
→那咤について詳しい水歌ななこさん主宰のサイトに「柿山那咤古廟」の写真が載せられている:中壇元帥進香団・日本支部
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Spade/8845/kakiyama.html