再び12月。


あっという間の1年。

この時期がくるのを気持ち的に恐れていたけど

なんだかやっぱり思い出す。

ぷさこさんの症状が日に日に変化していった時期。

息を引き取るときは 生まれてくるときと同様、

明け方かもしれないし、お昼かもしれない、夜ご飯の時間帯かもしれない。

そんなのわかっていたのに 毎日1日が終わるのが怖かった。

これで残りの命が1日減った。

そんな風に張りつめてた自分の気持ち。


今考えると、ぷさこさんは私の恐怖よりももっと

死と向き合わざるをえなかったんだな、 と。

感じてしまった。


ブログも全部公開してしまうと 本当に終わってしまいそうで

一部読めないままにしてるけど。

大切な人を亡くした人のブログを読むと、やっぱり同じようなことが描かれていて

大切な人の本当の死のあとで、 思い出しながらブログを書いていて

ブログの中でも死を迎えることがつらいと 書いてあった。

その気持ち痛いほどわかる。

みな 同じなんだな。


今年の9月。ある日を境に ぷさこへの気持ちが変化したのがわかった。

それまではぷさこの病気の後半のことしか出てこなくて

心が苦しかったんだけど 

それが ぷさこの元気な姿や元気な時の気持ちに変わったのだ。

涙から笑に変わった日だった。

不思議なきっかけを作った人は 

やっぱり自分の人生で縁のある人なんだと

改めて感じた。



喪中のハガキを書くことも ぷさこが亡くなったことを

再認識する作業で、くそ~、なんだよ~、と思ったり。

年末のご挨拶をしてくださるご夫婦によっしー一人で応対させたり。


除夜の鐘をききながらキッチンで抱き合って

「あけましておめでとう」と涙を浮かべて言ったこともこの前に思える。


この時期はさすがにいろいろ思い出すのは当たり前のことだろう。

いろんな気持ちを登ったり下ったりして

人は大切な人を亡くしてもきっとこうやってすぎていくのだな。



今回旅のお供に買ったのがこの本。

「世界のシティガイド ベルリン」


ご想像の通りデザインで買ったのですけどね。

ロンドンとかパリとかと並んでて可愛かったのさ。

(ところがなかなか使えなかったムムム


もちろん、ベルリンの街中のお店や見どころの紹介本。

唯一 行ってみたいなー、と思ったショップが

Manufactum でした。


『グッドデザイン、伝統工芸品、高級素材を求めて

やまないライター、シェフ、ガーデナー趣味人には天国のようなお店』

と書いてあった。

マイ旅の定説として、行きたくてもこういうお店はわざわざ行くのでなくて

見たい建築物や目的のものの道中にあるなら寄る。

ということにしてるのでサラ読みでした。



ところが・・・。ケルン、ズントーのコンルバ教会の向かいが

なんとこのお店だったのです。

(しかもまったくマヌファクトゥムだと気付いてなかった)


コルンバが閉まってて入れなかったので

どうして外から見て気になったのでサオリさんに言って入ってみた。


そしたら・・・

キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!




なんですかね!このドイツらしい掃除道具の多さは!ラブ

ふわふわ。、もこもこ。 かわいい~。


カーマみたいなんだけど、なんかデザインそぎ落とされて

スッキリしてるのよ~ラブ


店内あんまり写真撮ってはダメかと思い、

柱の陰から数枚をパチリと撮って、潔く物色したけど

嬉しくて掃除道具と写真を撮ってもらった時の笑顔が

「ともったさん、ドイツに来て今一番いい笑顔だよ」

と言われてしまった始末(笑)

こんな掃除道具が以前行ったクリスマスマーケットに

出店みたいにして出てたんだよ~。

(そこでも2,3買って帰ったよ。)

だって日本のおしゃれなインテリアショップでも

ドイツの掃除道具、わざわざ高い値段で売ってるんだよ~!


掃除道具だけでなく、ガーデニングアイテムも充実してたし、

文具、調理器具、服、靴、いろいろあった。

で、そのあたりで気が付いたけど

リバティプリントのペーパーとか

日本製のペンだとか、 要するに雑貨のセレクトショップ

というわけなんですね。


もちろん、わたくし ここでも行きたかった店だったと

気づいていなくって。




出てくるときにお店のロゴを写真で残しておいた。


そして2日後、ベルリンについてから

行きたかったお店にすでにたどり着いていた。

と やっと気が付いたのでした。


この辺の日用品デザインが日本にも当たり前にあると

ありがたいねぇ。



インゼル美術館を出てランゲン美術館までは徒歩。

丘を越えていく、ってサオリさんが得た情報でしたが

見渡しても丘は見当たらない。


でも先にタクシーの運転手さんが間違えて連れてってくれるたから

方向はバッチリ。


何もない田舎道を15分ほど歩くと

見えてきましたー。

天気がよいので神秘的な雰囲気ではない(笑)


中はこじんまりしている美術館でした。

コンクリートの建物、水と自然との調和は

安藤忠雄って感じ。


しかし、国内でもいろいろと安藤建築をみてきた

私とサオリさん。

来るのが大変だったココの労力を考えると

感動!というより・・・「あぁ、安藤さんだね」

と 、まるで確認作業に来た様。

(スミマセン怒る


ひとつ「ほほぅ」と思えた展示空間は

絵巻と建物のスロープ。 でした。


それよりも気にしていたのが帰りの方法。

行かれた方のブログを見ると

帰りは40分かけて駅まで歩いた、だの

ひたすら一本道を歩いただの

歩く帰り方しか書いてなかった。

それでもただっぴろくてどっちに行ったらよいのかさえ

わかりそうになかったので

ショップの人にタクシーを呼んでもらうようお願いしたら

これが あっさり 「いいわよ」って。

これから何時間かけて帰るのか と不安に思っていたので

(というより、インゼル美術館でもさんざん歩いたのに

これから駅までなんて意味もなく歩きたくない!ウキャー!

の思いが強すぎたので)

拍子抜け。


それでもタクシーを呼んできてもらうと今から1時間半かかる、

と言われたけど、結局タクシーは30分もかからないくらいで

来たので すんなりと駅まで戻れたのでした。


これから行かれる人は帰りはタクシーを呼んでもらった方が

ぜったいよいと思います。


にしてもタクシーを待つ間のガラスのお茶スペースは

辛かったわ~(笑)

天気が良すぎて日焼けするかと思いました。


さて、タクシーで時間を短縮したのでデュッセルドルフの

建築を見に行くことにしました。