今日は母の日💐

コロナにかかってプレゼントを捜しに行けなかったのでその旨伝えるため

実家の母に電話をしました。。

詐欺防止の

（この電話の内容は録音されます）

の音声のあとしばらく待ったら

『シモシモ！！！』

ふざけた母の元気な声が（笑）

（モシモシからのシモシモ、、昭和ギャグ）

続いて

『だれ？？』

『〇〇子だよ！！』

『ん？☆☆子？』

『ちがう！〇〇子？』

『え？だれ？』

いつものパターン（笑）

耳が遠いんです。。たいてい姉か嫁さんからの電話と勘違いします。

毎日、姉や嫁さんが電話をしてくれているからで、有り難いことです。

コロナの話をしたらびっくりして心配し

『いつもよくしてもらってるでなんもいらんよ〜』

『でもお母さん、痩せちゃってスカート、ブカブカだらあ？？スカート送るで待ってて』

姉に母は今

148センチ38キロになってしまったと。

昔は156センチ53キロくらいはあったので本当に小さくなってしまいました。

父が入院したとたん、あっという間に痩せてしまいました。

亡くなったあとも更にです。

ただ健康状態が悪いわけではなく

87歳という高齢だからだと。

７号くらいかな。

でもウエスト知りたいな。

『お母さん、ウエストって自分で測れる？』

『測れるよお（笑）』

『測ってわかったら電話くれる？電話のかけ方わかる？』

『わかるよお（笑）』

電話の切り際、

『ウエスト、ウエスト、、』

呟く声が聞こえました。

測れたかなあ、

母は短期記憶が難しいから

もうスカートのことすら忘れちゃったかもです（笑）

こないだ帰省したときに

短時間のことを無邪気に忘れているのに私は不安になり

（近くにいて世話をしてくれている姉夫婦はいつものことと笑ってくれていますが）

母が若いときのアルバムを押入れから持ちだしていろいろ質問したら本当によく覚えていて

謎だった写真についても聞いたら次々と説明してくれました。

昔のことを覚えてくれていると思ったらホッとしました😂

はっきりわかったのは

いろんな店で売り子をしていたってこと。

やっぱり私や次男と同じで

末っ子の母もけっこう自由人だったんだなって。

子供服の店、大井デパートの化粧品店、親戚の洋品店、伊東のスターダストというカフェ、銀座の中華屋、、など。

笑っちゃったのが

『スターダスト』

写真には『スター』までしか看板がうつってないし、友達と遊びにいって店の前で写真をとっただけだと思っていたら

『そこ、伊東のスターダストって店でねぇ、信用出来るって経理を任されたんだよお〜』

横文字が苦手で、記憶力が悪くなっている87歳の母の口から

『スターダスト』

ハイカラだわあー😆😆😆😆😆😆

びっくりして笑っちゃった！

☆

過疎の山奥の集落の一軒家で独り

ウキウキ楽しげに毎日を暮らしている小さな小さな身体の母の心の中には

たくさんの歴史がギュッと詰まっていて

なのに母の様子は

ふわふわと儚げでもあり

自然界に淘汰されていく前の

静かな時間が流れているように見えます。

私も年老いたら　あの山に囲まれた集落で

静かに静かにのんびり毎日を過ごして

自然と一体化するように人生を終えるのも悪くないかなあ

なんて思ったりするこの頃です。

↓スターダスト（笑）

子供服の店。

なかなか母から折り返しの電話が来ません😅