「凛」


頭の中に流れる君の声が、



私の心を揺さぶった。


あの日、手を繋ぎながら帰った日。


こんな日々がずっと続くと思っていたのに。



「今までありがとう」


君が最後に言った言葉。


それがずっと、鳴り止まないよ。



「・・・逢いたいよ」


逢いたくて、とても逢いたくて。



君がいないと悲しいし、

胸がね、すごく苦しいんだ。





私はまた月に君を探している。


そんな月に照らされて、光る指輪。


君にもらったもの。今でもつけているよ?


これが君との最後の絆だから。


遠い世界で君も指輪をつけてくれていますか?


いつか君に伝えたいと思っていた言葉。



それは私の子琴の中に眠ったまま。





どこかで私を見守ってくれている君にこの歌を歌うよ。




「・・・・・・」


大好きな君のこと、ずっと忘れない。


今までも、これからも。


最後まで君に伝えられなかった、この言葉。


君に送る。











―――ずっと愛してるから。






・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



いぇぇえええあああああああああああああああああああああ!!

リクエスト消化いぇああああああ!!((


って叫んだら母さんにうるさいっていわれた。

いいじゃん、

めでたいことだかr((ry



――死神。


それが私の役目。

けれど私は鎌を振り上げることができなかった。


言い方を間違えたか。

鎌を持つことすら出来ないのです。



・・・


孤独隠して街を歩くと前方からふらつく人影が見えた。

綺麗な赤の髪の毛。

あれは同じクラスの赤司君であった。

いつもは凛としていて、

なんだか近寄りがたい強いオーラを放っていたが、

今は一人で歩いていて足元もふらついていた。



「・・・赤司君」

「・・・・・・・・・凛、か」

「大丈夫?不安定そうに見えるけれど・・・」

「そうだよな・・・やはり、そうなのか」


・・・やはり?


「あの、”やはり”って・・・」

「あぁ、僕ね。


 もうすぐ死ぬらしいんだ」

「え・・・?」



彼が言うには、

不治の病にかかったらしく、

余命二ヶ月らしい。


「死神って本当にいるのだろうか・・・

 いるのなら今すぐ殺して欲しい・・・・・・ッ」

「・・・・・・ねぇ、赤司君」


”死神”というワードで思い出した。


「私が今”死神です”って言ったらどうする?」

「そうだな、信じる。だから僕を殺してよ」


あなたはそんなことをいわないで。

私はあなたが綺麗に笑う姿をみていたいです。


「・・・それじゃあ」



赤司くんはその後どこかに去っていった。



・・・


その一ヶ月後。

彼を晴れやかに笑いながら、

衰弱化していき、


「ねぇ、凛。死神だったら早く殺してよ」




嫌だ。

私はもっと君の笑顔がみたい。

弱っていても”大丈夫だ”と大人たちに言う君を

殺すわけにはいけませんから。





もしも君が死んだとしても、

私は永遠に君の記憶を守ってあげましょう。


君との記憶がある限り。










―――寂しくない。








みんな私をおいてっていく。

私はみんなにおいてかれる。

どうやっても追いつけないんだ。


みんなはどんどん大人になっていくというのに

私はまだ高校生のままで、取り残された。




”不老不死”という存在が私のことを邪魔する、

今ではもうみんな幸せな灰になっていた。


「絶対に忘れない」

「今度会えたら会おうな」

「また出掛けよう、みんなで」

「先輩のことわす(れ)ませんから」

「一緒にまた1on1するッス!」


みんなが言ってくれたこと

私はずっと覚えています。

結局笠松くんには会えなくて、

小堀くんとも出掛けられなかった。

黄瀬くんとだって1on1ができなかった。

それに今じゃもう伝えられない、


見知らぬ間にみんなは灰になっていったから。

どうしてこんなものをくれたのだろうか。

欲しかったわけでもなかった。

最近では、もうみんなのことを忘れかけていた。

顔も思い出せないし、かなりの時間が経っているから。

それでも、黄瀬くんのことは覚えていた。

コロコロ変わる表情や仕草、声も思い出せる。



・・・




あぁ、そうか。

そうだったんだな。

臆病な私は灰になってからしか気付かなかった。

でも、臆病だから今言える。

言わなきゃいけないんだ。



「”涼太君”」


「私ね、涼太君のことが好きだったみたいだよ」


「大好きだよ」


「今でも一生、忘れないから」



返事はもう返ってこない。

手遅れの告白。

君のことが好きだって、伝えられたよ。




・・・




遠回りしすぎた恋も

”地球最後の告白”で幕を閉じる。

最初で最後の告白を。



地球最後の告白を。



”大好き”。






―――君が好きだって   言えたよ。




・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


なにこれ。

あるぇ、黄瀬くん出てきてないけど

気にしないでね☆((


というか本当にどっかに文才落ちてねぇかなw

黄「あっても駄作者だから絶対取れないと思うッス!」

酷っっ((((((ノ゚⊿゚)ノ


もういいよ別に。

死んでやるからな!((殴



はい。

さーせんした。

というかもう少し冗談とかないの?まじd((ry




君の笑顔を最後に見たのはいつだっただろうか。

色褪せた記憶の中で笑う君は、


もう幻でしかない。



この月の下でもう巡り会うこともない。


君と出会ったあの丘も、


今はもう亡骸となっている。



この瞳に映る空も、ただのまやかしだろう。

そんなまやかしの中に消えていくメロディ。

君が教えてくれた歌。

ずっと口ずさんている。



・・・




「私は君の声が好きだよ」


作り物でしかない身体。


それでも君が笑ってくれるのなら、

心だけは君に、


この歌を捧げよう。



この月の下で巡り会うこともないけれど。













―――この空に向かって、歌い続けていよう。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



月音さんすみませんでしたマジでガチで。←

だって!千年の独奏歌なんて腐ったほど聞いたけど!

忘れて・・・ナニコノ解釈。

マジスンマセンでした。


くっそおおおおおおおおこの文才交換してくれねぇ人は

いねがああああああああああああああ!?


黒「”泣く子はいねぇがぁ”じゃないんですから。

  なまはげなんですか?」



・・・すぃやっせん。



砂糖の甘さも、


甘味料の甘さも、


全然物足りない。



頭が真っ白になるような、

舌が痺れるくらい強烈な、




――甘さ。


それに比べたら、


何もかも霞んでしまう。



・・・


そのとき私は彼のカフェへお邪魔した。

今日は休みの日であるため人はいない。


アンティークな店で

たくさんのものが揃っていた。



彼が昼食を作っている間、

目をこすっていた。



・・・そういえば。


「ねぇ」

「あ、俺のメガネ・・・」

「どうして作るときは、かけないの?」



そういうと彼は

笑いながら”目悪くなるから返せ”といい

メガネをかけ料理を再開した。




「私ね、甘いのは大好きなのに、ダメなの。

 苦いのも、辛いのも、塩辛いのも、どうしても苦手で。

 嫌いなんだ。」

「? そのお茶、飲めてるじゃないか」



違うの。


君の作ってくれたものならなんでも食べれるの、飲めれるの。


本当に大好きなのに。


「・・・変だよね!ごめん・・・・・・」

「いや、ダメなのか・・・」




甘い、




甘い日々は、




―――唐突に終わってしまう。



・・・


「・・・え?どうしたの、いったい何が――」

「だめなんだ。砂糖を入れるだけじゃ、だめなんだ。

 甘いだけじゃおかしかった、これは本物じゃない」

「・・・?」

「砂糖はもうないんだ。だからここにあるものは全部偽物。

 作られた甘さは本物じゃない・・・。”嘘”なんだよ。

 

 言ったよな、”甘いの以外は苦手”だって」

「・・・!」


そこで私は彼の言っている意味がわかったようで。

でも遅かったんだ。


「苦いのも、辛いのも、塩辛いのも俺の一部だから。

 俺にはできない。 甘い言葉を吐き続けていられるほど・・・



 ――俺は強くなれないんだ・・・ッ!!」



・・・



・・・ゴボッ!


「!」


なんだろうこれ・・・

息が出来なくて、苦しい。


塩辛い、苦い!

溺れてしまう・・・




・・・・・・彼に手を伸ばしても、

私の手は、



届かない。




パリンッ!!




空になって、


何もかもなくなってしまった。



「・・・!これは・・・」


小さな正方形の形の箱。

それを開けるとモンブランが一つ、

可愛らしくおいていた。


私はそれを食べる。



「・・・・・・ッ」



・・・



どうして気付かなかったのだろう。


あの時も、あの時も、




彼は、






―――彼は、泣いていたんだ。




「だって、全然甘くないもの・・・・・・どうして・・・?」



あんなに甘かったモンブランが嘘のように。

””嘘”なんだよ”


「甘くない・・・甘くないよ・・・」



ただ静かに、涙の味がするだけで。






この味がどうか、




嘘であってと願いながら。








―――弾き堕した結果。