お熱が出ました。
お迎えに来たお母さんの様子が、
しんどそうだったので声をかけてみました。
お母さんは「相談にのってほしい」と、
切羽詰まった表情で言われました。
あんちゃんには、下に1歳の妹がいます。
ワンオペ育児を余儀なくされている
あんちゃんのお母さん。
お母さんは小さな声でこう言われました。
あんちゃんママ
「イライラしてつい子供を叩いてしまうんです。
頼れる人がいないし、
下が生まれてから最近はカッとなって、
すぐ叩いてしまって・・」
私「1人で頑張ってるんですか・・それはしんどいですね」
私がそう言うと、
お母さんの目から涙が溢れました。
私「私も主人は単身赴任、実家は遠くて
イライラして、子供を叩いては後悔してました。。。」
あんちゃんママ
「えートモ先生も!想像出来ません(・・;)」
私「私も悩める母だったんですよ。
今考えたら、あの頃はイライラしてました。」
あんちゃんママ
「私もあの子の態度にカチンと来て、
つい手が出るんです。」
私「自分の時間少しでも持ててますか?」
あんちゃんママ
「バタバタして時間なくてイライラして
私、悪いお母さんですよね」
私「あんちゃんのお母さんは、悪いママなんかじゃないですよ。
たまにはユックリ自分一人の時間を持つとかして、自分を大切にして下さいね!
しんどくなったら、いつでも話を聞くので、また声かけて下さい」
あんちゃんのお母さんは、何度も頷かれながら、フーっと大きく息をはかれました。
「・・また話聞いて下さい(´- `*)」
そう言うと、あんちゃんをギュウっと抱っこしながら、家路につかれました。
一人だけの子育ての中、頑張るしかしらなくて疲れ果てて、子育てに悩んでいた、かつての私でした。
あんちゃんのお母さん、頑張りすぎなくていいよ・・
そう思いながら、私は玄関まで見送りました。