第3回も面白かったですね!


オープニングは、
【こんばんは、徳川家康です】コーナーではなく

吉沢亮君の、
ふんどし姿💓アゲイン…❣️


何度もいいますが、
細身に見えて、かなり鍛えてます💓



視聴者へのサプライズで掴みも万全、
そして、
タイトルコールの後
おごそかに、

『こんばんは、徳川家康です』🤣




家康自ら敷いた鎖国が、
ペリー来航で新たな時代の幕開けを告げ、

そして、渋沢栄一青年の青春も
怒涛のように始まったのです。


渋沢栄一自伝『雨夜譚』によれば、
栄一が初めて江戸へ行ったのは、
14歳の年の3月で、
ドラマの通り、父の随行でした。



藍葉の不作で村の窮地を救うため、
父、市郎右衛門が奔走する姿を見た栄一は
仕事の手助けを申し出るも
父から、まだ子供だと相手にされません。

自立心旺盛な栄一は、
自ら近隣の村に買い付けに行きたい、と母に
頼み込み、母もその一念に押されて
へそくりからお金を用立てします。

お母さんは、栄一の商人の素質を
見抜いていたのでしょう。

最初は、子供だと相手にしなかった村人も
栄一は父の側で覚えた目利きが的確な事に
驚き、次々と藍葉を持ち込んできます。

そして、その村の藍葉を全て買い付ける事に
成功し、父からも商売を共に励む事を
許してもらい、大喜びする栄一!


とにかく、吉沢亮さんが
アクティブで明るく、元気なのが良い❣️


今までクールな印象だっただけに
すごく新鮮で爽快✨✨

キャスティング大成功です!


そしてもう1人のメインキャスト
草薙剛君の徳川慶喜も大成功❣️

ペリー来航という荒波に
義父(将軍家慶).の死、
実父(徳川斉昭)の復活

しかし、本人は 時局にも将軍にも
全く興味がない。見事にない。

二人の父から
その器量を嘱望されても、
『あてにされては困ります。
将軍になる気はありません。』と
無表情で答えます。


能面のように無表情なのに、
佇まいから、慶喜の尋常ならぬ英邁さ、
鋭さが、漂っています。
なのに、無気力…。

さすが、憑依型俳優、草薙剛❣️
多くを語らずとも慶喜になりきってますね!




まるで対照的な二人、
農民と将軍という身分の格差から
決して出逢うはずのない二人を
結びつけるキイマン

平岡円四郎❣️登場しました!




堤真一さんの飄々とした江戸っ子ぶりが
素晴らしいです。


ちなみに『雨夜譚』によれば、
栄一少年が一人で21軒の藍葉の買い付けに
成功したのは、実話です。


嘉永6年、栄一14歳の年、

旱魃により藍が不作となり
栄一と祖父が買い付けに行く事になったものの、
お爺さんと一緒では、商も上手くいかないし
父に自分を認めてもらいたくて、
お爺さんから一部お金を預かり、
新野村でドラマの通り、
肥料が少ない、肥料が〆粕でない、等々
的確な見立てで、村人から褒められ
21軒の藍をことごとく買って帰り
父からもその手際を褒められた、とあります。



今年の大河ドラマは、
ほぼ、史実通りで、架空の人物が居ないですね。

麒麟がくるには、駒ちゃんなど
架空の人が多く、ちょっとイライラしたのが
懐かしい…😅


今回登場した
平岡円四郎について、軽く補足。


文政5年(1822)生まれ。
名は方中(けたち)  
字は 円外
旗本 岡本近江守の四男に生まれ、
天保9年、平岡文次郎の養子となり、
天保12年、学問所寄宿中頭取になるが、
天保14年、退職。
性孤高、変物と言われていたが、才気煥発、
弁舌俊鋭をもって知られており、
川路聖謨、藤田東湖の推薦で、
嘉永6年 一橋家雇小姓となる。


どうですか、
嘉永6年という、黒船来航の年の出来事として
ドラマは全て史実通りです。

細かいとは言え
時代考証がきちんと出来ている点もまた
個人的に、好感度アップ⤴️要因です。

もう一点、史実に則しているねは、

徳川斉昭の肖像。
竹中直人さんとそっくり❗️

銅像みてびっくりしました‼️


キャスティング大成功ですねー🤣





次回は、『雨夜譚』に記された
多分、代官に楯突く事件かと。






渋沢栄一が"志"を抱く転機となった事件です。

楽しみ…💓