映画「コクリコ坂」観てきました~。
この映画、宮崎駿さんが脚本を書き、息子の吾朗さんが監督をしています。
今回、息子さんもかなり苦しんだそうで
(そりゃそうだ。お父さんが書いたんだもんね)
今までの人生で一番必死になったそうです。
それゆえにか、映画の完成度はとっても高い。・・・と私は思う。
1963年を舞台にして、主人公の海が出会う男の子 俊。
60年代を丁寧に描いているせいか、作品には
物哀しい雰囲気と成長期に入る日本の活気が描かれています。
BGMもすごく作品にマッチしていて、
「上を向いて歩こう」
も、この時代背景にピッタリの曲です。
私が一番感動したのは、主人公海の
人を恋うる気持ち。
亡くなったお父さんに対する気持ち。
出会った俊に対する気持ち。
彼女は心に哀しみを抱えながらも、きちんと毎日を生きています。
まっすぐ
真摯に
せつなくて、胸がキュンキュンくる映画です。
恋だけじゃなくて家族に対する想いとか。
観終わった時の私の気持ちは
「毎日を一生懸命、丁寧に生きていこう」
でした。
この映画に脇役などはいなくて、
みんなみんな丁寧に描かれています。
上を向いて歩こう
毎日。私も。