この出来事だけは

「記憶」を「記録」として

残しておきたいと思ったので

書いていこうと思います

 


駄文にお付き合いしてくださる方が

いましたら・・・

 





羽生結弦プロデュース

東京ドームでの単独公演

「GIFT」

 


このお知らせが来た時は

第八波が

ピークに向かっている時期で

勤務先のクラスター対策に

追われる日々で

 


直ぐに

チケットの申し込みをしようとは

思えない状況でした

 


当たっても行けないかもしれない

それなら

申し込まない方が良いかな・・・

 


見たい気持ちがある反面

見れないのなら

早めに諦めた方がいい

 


そんな迷いで

うだうだとしていた私

 


自分では決められなくて

次女に相談したら

 


え?まだ申し込んでないの?

見たくないの?

行けるかどうかなんて

誰もわかんないだから

考えたってしょうがないじゃん

 


と、呆れたように言い放つ次女

 


いつものアイスショーより

ちょっとお高いからさ〜

という私の言い訳に

 


MIKIKO先生でライゾマでドームで

羽生くんなんでしょ?

高くないよ

 


と、一刀両断

 


はい、そうですね

早急に申し込みいたします…

 




反論できないということは

娘の言っていることが正しい

 


娘に尻を叩かれてやっと動き出し

締め切りの前日に

3人分のチケットを

第一希望のみで申し込みました

 


コロナ禍になって3年

引きこもりが長すぎたせいですかね

 


1回目でチケットが取れたのも

娘たちのおかげと思います

 





そんなわけで

 


「美しいお衣装を着て

   フィギュアスケートのプログラムを

   滑っている羽生くん」

にだけ、興味がある長女と

 


軽めのフィギュアスケートファンで

MIKIKO先生とライゾマが

Perfume以外の

アーティストの演出をすると

どうなるのかを見てみたいという

Perfume大好きっ子の次女

 


ひとりで出かける勇気がない

結弦さんやアイスショーを

画面越しに見る事に慣れてしまった

2次元オタのおばちゃん

 


三者三様の理由があっての

東京ドームツアーになりました

 






3年ぶりの電車

3年ぶりの東京

3年ぶりの屋内イベント

 


加えて

初めての電子チケット

 


一つ一つに緊張しながらも

無事に入場して

自分の席についた時にはすでに

ここまで来た

という達成感があって

 


ドキドキワクワクという感じはなく

安堵感の方が大きくて

ぼんやりと待っていました

 


それでも

リンク周りに配置されている機材や

正面のでっかいモニターと手

リンク両脇にあるオケスペース

鉄塔に付けられた巨大スピーカー

映像や音響をコントロールする

と思われるブース

 


"ドーム級"

その言葉を体感するには十分でした

 


ただどんなアイスショーになるのかは

全く想像できなかったので

娘たちとも



あの手は動く?

どこからリンクに入るんだろう

上から降りてくる?

それとも飛んでくるパターン?



ぐらいの話しかできませんでした



スクリーンの真ん中

まさか観音開きのその上から

降りていらっしゃるとは!


 


こう来たかー!(次女)

こんな登場ある?(長女)

ラスボス感がやばい(私)

 



固定概念を突き破る

異次元のエンターテイメント

 


始まりから度肝を抜かれました

 

 

凄いものが始まる

 

 

ふわふわしていた私に

衝撃を与えるには

十分なオープニングでした

 

 





全ての演出が超一流なのは

鈍い私でも感じましたが

一番スケールの違いを感じたのは

オーケストラの音でした

 


いつか生オケで

結弦さんが滑るのを見てみたい

 


そんな夢が

目の前で実現していました

 


ホプレガが始まって

鳥肌が立つほど

身体全体に音が響いてきて

 


音が層になって会場全体を

結弦さんの演技を

包み込むような感覚

 


後になって思ったことですが

生のオーケストラの演奏で

プログラムを演じるには

アリーナクラスでは狭いですよね

 


ドームクラスの規模でないと

そもそもオケが入らないかも…

 


ドームだから出来ること



生オケで演じるためには

実現するためには

あの空間が必要だった

 


あったら良いなあと

思っていたのに

ドーム=生オケが

結びつかなかった私



わかってなかったのは

自分だけか…

と思いました

 

 



 

映像や光の演出に関しても

言い出したらキリがないのですが

 


特に「あの夏へ」は

美しすぎました

 


リンクとスクリーンだけでなく

会場全体を使った演出に

目を奪われていると

結弦さんの演技を見失ってしまう

 


目が足りない

私があと5人くらいいないと

全部を追いきれない

 


結局、結弦さんを追いかけるだけで

精一杯だったため

帰ってきてから速攻で

ディズニープラスに入りました

 


配信があって

本当に良かったです

関係各所の方々

本当にありがとうございます

 


配信終了まで

見続けようと思います







MIKIKO先生とライゾマ

それを語れるほどの知識は

私にはありませんので

これは

次女が言っていたことですが

 


羽生くんの影が時計みたいに

回っているように見えたのも

ただ単純にライトを回して

当てているわけじゃないからね!


そういう映像を先に作って

羽生くんの動きとか

全部計算された位置に

ピッタリ合わせて

投影してるんだよ

 

さすがMIKIKO先生

さすがライゾマ

完璧な仕事です!

 


と、前半が終わった時点で

演出に拍手を送っていました

 





後半はまさに怒涛

レツクレさんからのレミエン

そして阿修羅ちゃん

エンディングに向けて

加速していく感じがしました

 





そしてまさか

あのファントムを

この目で見れる時がくるなんて!

 



私が堕ちたのは

ファントムのシーズン

赤のファントムから始まった

白虎のファントムたち

 


これが全ての始まりだったと

出逢いだったと感じて

溢れそうになる涙を堪えながら

1秒たりとも逃さないように

全感覚を集中させていました

 


音も照明も演出も

エンターテイメントとして表現されて

結弦さん自身の雰囲気も

当時とは違って見えましたが

 


体力的に辛くなっているであろう

公演の終盤になっていても

それでもジャンプを飛ぼうとする姿が

あの頃と重なって見えました

 


最後の方

もう飛ばなくて良いのにって思った

と話す次女に

 



羽生くんだからね

飛ぶんだよ

 



そう答えました

 

 




それ以降については

見たものを言語化するだけの

エネルギーがありません



相応しい言葉も

持っていません



儚く

美しく

優しく

暖かく

力強く




結弦さんの全てが

そこにあったと思います









ドームからの帰り道

あそこにいるのは

勝ち組だね〜と次女

 


ドーム横のホテルの窓に

結弦さんのバナーが

 


 

SEVENTEENの

ファンミをやった時にもあったよ

窓に飾り付けしてた

推しのドームLIVEに来て

このホテルに泊まれるのは勝ち組です

 



確かに・・・と思い

とりあえず写真に収め

自分たちが泊まる

少し遠いホテルに向かいました

 




ホテルにて





それぞれの部屋に入って

ひとり余韻に浸っていたら

次女から

 




 


一回限りだからこそ

集まったエネルギー

 


たくさんの人が見届けた

「GIFT」

 


"一期一会"

という言葉の意味を

深く刻んだ日になりました

 






翌朝の朝食は長女の奢りで

ちょっとお高いカフェへ

 


昨日の体験を思い出しながら

見れて良かったよ〜と言うと

 


結局

MIKIKO先生とライゾマと

東フィルと羽生くんで

実質無料だったね!

 


と娘たち

 



チケット代は私が出したよね?

とは言わず

 


ほんとに

"実質無料"とはこのことだわ



とだけ言いました

 

 

 



今回は幸運にも

会場で見ることができて

出来るだけ体感しようとしましたが

見逃したところもあったり

自分の記憶だけでは

心許ない部分も多くて

 


報道各社の記事

フモさんのコラム

ディズニープラスの配信などで

自分の記憶の抜けを補っています

 




この公演の核となっている

結弦さんの物語については

まだ頭の中で整理されていないので

文章化するには時間がかかりそうです

 


CLAMP先生の絵本が手入るまで

寝かせておくかもしれません

 





ただ今思うこと…

 




ひとりを選べる人は強い

 


本心ではなくても

ふりをするだけでも

 


ひとりになるには「強さ」がいる

 

 



気づかないようにしていても

気づかされる時が来る

 


みんなひとりなんだよ

 


だって自分と同じ人は

この世界にはいないんだから

 

 


"ひとり"だと気づくところから

始められることもある




"ひとり"だからこそ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 




3月11日



この日をどう過ごすのか

自分の意思で決めて

実現していく



プランナーであり

プロデューサーであり

パフォーマーである


 


プロスケーターの

羽生結弦さん




その存在自体が

私にとって

最高の「GIFT」




羽生結弦さんに

最大限の敬意と感謝を




私に出来る範囲で

私なりの方法で

伝えていこうと思います






あひくま 🍀  




ご訪問ありがとうございました

(*´︶`*)